デジタルハーツHD、シンガポールのGENERAL ARCADEとLUNATEの合弁事業「Beware of Bytes!」と戦略的業務提携

デジタルハーツホールディングス<3676>は、本日(11月6日)、相互送客による顧客基盤の拡大とサービス拡充による売上の拡大を企図し、シンガポールのGENERAL ARCADEとLUNATEの合弁事業である「Beware of Bytes!」との戦略的業務提携を開始したことを発表した。

GENERAL ARCADEとLUNATEは、シンガポールで設立されたゲームテックソリューションプロバイダー。両社はPC/コンソール/モバイル向けのポーティング、IPリマスター、受託/共同開発を主要事業とし、大手からインディーまで、グローバルで幅広い実績と技術的信頼性を有している。さらに両社は、技術者やAIの専門人材などの精鋭メンバーを戦略的ジョイントユニットとして組織化した「Beware of Bytes!」を立ち上げ、ソース解析をベースにプログラム全体の最適化を可能とする技術サービスなど、両社の強みと専門性を融合した多様なサービスを展開している。

今回の業務提携により、欧米に顧客基盤を有するGENERAL ARCADEおよびLUNATEと、日本およびアジア主要地域に拠点を有するデジタルハーツグループが提携することで、互いの顧客基盤を拡大し、グローバルにおける営業体制を大幅に強化する。これにより、従来アクセスが難しかった市場への展開が可能となり、サービスの幅と提供価値の一層の拡充が見込まれる。

デジタルハーツグループは、本提携を通じて、コード解析サービスをはじめ、ポーティングやリマスター、受託/共同開発サービスといった、精鋭ユニット「Beware of Bytes!」が手掛ける上流工程のサービス商材を拡充することが可能になる。こうした提携効果により、同社グループは、既存のサービスをベースに、バリューチェーン全体にわたる細やかな提案が可能となり、包括的な支援サービスを提供できる体制が整う。

「Beware of Bytes!」との提携により、大きく期待される領域のひとつが、”リマスター”だ。往年の名作を最新技術で蘇らせる”リマスター”が近年、注目を集めており、例えば、日本の名作IPを再び世界へ届けることで、日本のゲームメーカーの活力向上とグローバルなゲーム市場の活性化が期待される。デジタルハーツグループは「Beware of Bytes!」とともに、高品質・低コストのリマスターを支援する。

また、ゲームテクノロジー分野におけるAI活用に向けた協業についても合意し、デジタルハーツグループがこれまでに蓄積してきた豊富なゲームデバッグ実績やノウハウに、精鋭ユニット「Beware of Bytes!」が有する高度なコード解析技術やAI分野の先端技術を融合し、AIを活用した次世代デバッグサービスの企画開発に取り組んでいく。

今後もデジタルハーツグループと両社は、それぞれの中長期的な企業価値の向上に努めるとともに、ゲーム・エンターテインメント業界のさらなる発展への寄与を目指していく。

株式会社デジタルハーツホールディングス
https://www.digitalhearts-hd.com/

会社情報

会社名
株式会社デジタルハーツホールディングス
設立
2013年10月
代表者
代表取締役会長 宮澤 栄一/代表取締役社長CEO 筑紫 敏矢
決算期
3月
上場区分
東証プライム
証券コード
3676
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