enish<3667>は、本日(11月11日)、ブロックチェーンゲーム『De:Lithe Φ(ディライズ ファイ)』の開発に関する受領済みの業務委託料の返還を求める訴訟の和解が成立したことと、これに伴い特別損失を計上することを発表した。
同社は、HashPalette(現AptosJapan)から受注案件であるブロックチェーンゲーム『De:Lithe Φ』の開発に関して、同社が受領済みの業務委託料1億7600万円(税込)の返還を求める訴訟を提起されていた。これに対し、同社もHashPaletteに報酬および損害賠償の支払いを求める反訴を提起していた。
この訴訟について、東京地方裁判所より和解の勧告があったことを受け、協議の結果、本日付で和解に至ったという。
和解の内容は、同社が原告に対し解決金として8800万円を支払うことと、AptosJapanは残りの請求を放棄すること、同社は反訴請求を放棄することとなっている。なお、和解内容の詳細については、和解条項に含まれる秘密保持義務に基づき公開は差し控えるとしている。
なお、これに伴い、同社は解決金8800万円を2025年12月期の第4四半期期間において、訴訟関連損失として特別損失に計上する。
会社情報
- 会社名
- 株式会社enish
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 安徳 孝平
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億1700万円、営業損益8億1500万円の赤字、経常損益8億6200万円の赤字、最終損益8億8200万円の赤字(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3667