【ゲームエンタメ株概況(11/14)】業績予想の再上方修正を実施のカヤックが5日続伸 1Q決算が2ケタ減収、赤字転落となったボルテージは大幅続落

11月14日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反落し、前日比905.30円安の5万376.53円で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株が売られた流れを受けて、国内市場も半導体関連株を中心に売り物が広がった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業97銘柄のうち、上昇は27銘柄(28%)、下落は69銘柄(71%)、変わらずは1銘柄(1%)で、下落した銘柄が多数を占めた。
中で、カヤック<3904>が上げ幅を拡大して5日続伸した。カヤックは、想定を上回るハイパーカジュアルゲームの好調を受けて、業績予想の再上方修正を実施したことが市場の評価材料となったようだ。
また、Link-Uグループ<4446>が3日続伸し、東映<9605>やGLOE<9565>なども買われた。
半面、ボルテージ<3639>が大幅続落した。ボルテージは、前日11月13日に発表した第1四半期決算が2ケタ減収、赤字転落となったことが嫌気されているもよう。
決算関連ではアルファポリス<9467>も5日ぶりに反落した。
KLab<3656>は3日ぶりに反落し、220円台を割り込んで取引を終えた。

会社情報
- 会社名
- 株式会社ボルテージ
- 設立
- 1999年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 津谷 祐司
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高28億1800万円、営業利益1400万円、経常利益1700万円、最終利益1300万円(2025年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3639
会社情報
- 会社名
- 株式会社カヤック
- 設立
- 2005年1月
- 代表者
- 代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高167億2700万円、営業利益3億5800万円、経常利益3億8800万円、最終利益1億4900万円(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3904