オルトプラス、第11回と第12回新株予約権の発行により総額111億5740万円の資金調達を実施 M&A資金や暗号資産事業の資金に充当 希薄化率は296.9%に

オルトプラス<3672>は、11月20日、EVO FUNDを割当予定先とする第11回新株予約権と、G Future Fund1号投資事業有限責任組合(Gファンド)、石井武氏、岡﨑太輔氏を割当予定先とする第12回新株予約権を12月26日付で発行し、総額111億5740万円の資金調達を実施することを発表した。

第11回新株予約権は、発行数が70万個で発行価額の総額は350万円となる。全ての権利が行使された場合の潜在株式数は7000万株で、同社は41億3350万円を調達することになる。

一方、第12回新株予約権は、発行数が130万個で発行価額の総額は390万円となる。全ての権利が行使された場合の潜在株式数は1億3000万株で、同社は70億2390万円を調達することになる。

なお、2億株が全て発行された場合の希薄化率は296.9%となる予定だ。

調達資金の使途は以下のとおり。

①M&A資金(オカザキホールディングス)…8億9200万円(2026年1月~2027年6月)
②M&A資金(その他) …11億800万円(2026年1月~2027年6月)
③暗号資産事業(新規事業)の事業用資金…91億円(2026年1月~2030年12月)

この資金調達に伴い、同社は定款の一部変更も決定した。今後の事業展開に備えて新たに事業目的を追加するほか、発行可能株式数を8600万株から3億142万932株に変更する。

株式会社オルトプラス
https://www.altplus.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社オルトプラス
設立
2010年5月
代表者
代表取締役CEO 石井 武
決算期
9月
直近業績
売上高28億9700万円、営業損益4億6700万円の赤字、経常損益4億4200万円の赤字、最終損益4億3400万円の赤字(2025年9月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3672
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