DMM Bitcoin、2025年3月期決算は最終損失481億3100万円 暗号資産が不正流出、全額保証も事業廃止 SBI VCトレードに口座と預かり資産を移管

DMM Bitcoinの2025年3月期(第9期)の決算は、最終損失が481億3100万円だった。前の期(2024年3月期)の実績は、売上高54億0500万円、営業利益22億9500万円、経常利益22億2300万円、最終利益18億3600万円だった。

同社は、この期に管理していた暗号資産(BTC)が不正に外部に送信され、顧客からの預かり資産(4502.9BTC)が流出するという事案が発生した。グループ会社からの支援を受けて顧客資産の全額保証を行ったという。その後、事業を廃止することを決定し、顧客口座と預かり資産をSBI VCトレードに移管した。

なお、この公告では、資本準備金を268億円減らして、その全額をその他資本剰余金として計上する旨を記載している。株主総会の決議は12月26日を予定しているという。

 

 

合同会社DMM.com
https://dmm-corp.com/

会社情報

会社名
合同会社DMM.com
設立
1999年11月
代表者
最高経営責任者 亀山 敬司
決算期
2月
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