Grinding Gear Games、『Path of Exile2』のアップデート「The Last of the Druids」を12月13日に配信決定

Grinding Gear Gamesは、『Path of Exile2』において、12月13日にアップデート「The Last of the Druids」の配信を開始する。今回のアップデートにおいては、待望の新クラス「ドルイド」の実装をはじめ、新リーグ「Fate of the Vaal」や新エンドゲームボスの追加など、多岐にわたる新要素が含まれる。また、12月13日~12月16日の期間中、現在アーリーアクセスで展開中のPC、Steam、PlayStation、Xbox、Epic Games Storeのすべてのプラットフォームにおいて『Path of Exile 2: The Last of the Druids』が無料でプレイできるフリーウィークエンドを開催する。

「The Last of the Druids」は、自然の怒りを具現化した新クラス「ドルイド」の追加や、自分だけのダンジョンを構築できる新リーグ「Fate of the Vaal」を柱とする大規模アップデートである。

新クラス「ドルイド」は、熊・狼・ワイバーンに変身できる能力を持つ。故郷を「霧の王(King in the Mists)」に滅ぼされ、人間性を捨てオガムの森をさまよっていたという設定のドルイドは、新たな武器タイプ「タリスマン」を操り、危険な獣へと変身して戦う。
【狼形態】
月の力をまとい、冷気ダメージを強化した途切れることのない猛攻を繰り出し、群れを率いるミニオンを呼び出す。
【熊形態】
純粋な破壊衝動の具現であり、憤怒(Rage)を溜めて敵を押し潰し、咆哮するたびに破壊力が増していく。
【ワイバーン形態】
戦場の上空を舞い、倒れた敵を喰らって能力を高め、雷や炎を放つ広範囲の空爆攻撃を浴びせる。

人間の姿では大地と嵐を操り、新スキル「Spell Totem(スペルトーテム)」で指定スペルを自動で詠唱するトーテムを設置できる。
アセンダンシークラスとして、自然の怒りを武器とする「シャーマン」と、時間と運命をねじ曲げる「オラクル」が用意されている。シャーマンは憤怒を消費して流星やエレメンタルストームなどの壊滅的なスペル効果を増幅し、ルーンやアイドルから莫大な力を引き出す。一方オラクルは、ノード「Foresight」でスキルの“未来”を予見し、同じスキルを発動することでダメージを大幅に増加させるほか、パッシブツリー内で130以上の追加パッシブスキルが解禁される。

新リーグ「Fate of the Vaal」では、ヴァール文明が最盛期を迎えていた時代へと舞い戻り、女王アッツィリと王室建築家、そして忠誠を誓う配下を打ち倒し、過去に抗うことになる。プレイヤーはビーコンとのエンカウンターを通じて古代寺院「Lira Vaal」へと通じるゲートを開き、最大6つの部屋を組み合わせて自分だけの寺院探索レイアウトを構築し、高まる穢れに立ち向かう。寺院内では、コラプト済みのヴァール系ユニークアイテムのモッドを書き換える「Juatalotli’s Triumph」など、新たなヴァール系クラフトメカニクスが発見できる。アッツィリを倒すことで、すべてのコラプト済みジェムを底上げする強力なスタッフ「Atziri’s Rule」などの報酬が得られる。
システムの広範な見直しとして、複数のリネージュサポートを含む30種以上の新サポートジェムと、250以上の新パッシブスキルが追加された拡張版パッシブツリーが導入される。さらに、11個の新ユニークアイテム、数十種のユニークアイテムへのバランス調整、21種のリネージュサポートのリワーク、90種類以上のアクティブスキルの再調整が行われた。「Smith of Kitava(スミスオブキタヴァ)」のような大幅な再設計が行われたクラスも存在する。
戦闘時の視認性改善のため、高ティアマップでモンスター数そのものが増加する仕様は廃止され、代わりに難易度と報酬が比例してスケールするよう調整された。モンスターの移動速度系モッドも弱体化され、デリリウムの霧のエフェクトが大きく抑えられている。パフォーマンス面では、CPU負荷やマルチスレッド処理の最適化などにより、少なくともフレームレートは25%以上の向上が見込まれる。
「Rise of the Abyssals」で導入されたアビサル関連コンテンツは、アトラスパッシブや新たなエンドゲーム用の石板とともに、恒久的なエンドゲームメカニクスとしてゲームに残る。
▼Path of Exile 2: The Last of the Druids コンテンツ公開
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