インディーゲーム開発者すめらぎ、文章生成AIと画像生成AIを組み合わせた小説型ゲーム『エターナルハンド』をSteamでリリース

インディーゲーム開発者すめらぎは、本日12月10日、AIゲーム『エターナルハンド』のSteamでの販売を開始した。先行して発売されたBOOTH版では半年経過してもなおコミュニティが活発であり、Steamでの展開が望まれていた作品である。

本作は、文章生成AIと画像生成AIを組み合わせた、プレイヤーの任意の言動でストーリーが展開する小説型ゲーム。対戦画面では小説のようにストーリーが執筆され、場面に合わせた挿絵が自動で生成されるのが特徴だ。従来のADVのような選択肢はなく、プレイヤーは任意の言動をキーボードで入力するだけで、自由なストーリー展開を楽しむことができる。

ゲームは、主に以下のモードで構成されている。

【RPGモード】
ソロ専用。心理的テストで作成した自身のキャラクターとパーティを編成し、依頼掲示板からモンスター討伐に行き経験値と報酬を得る。全ての討伐対象を仲間にできるという点が最大の特徴で、その数は1000体以上、全てが「被り無し」で作成されている。「沼」と評判の奥深いモードである。

【アリーナ】
限りなく制限を取っ払った自由なキャラメイクで作成したパーティを投稿したり、全国の投稿パーティと対戦できる。活発なコミュニティのおかげで、現在2000弱のパーティが投稿されている。

【シナリオモード】
長期記憶を搭載し、ユーザーは好きなパーティを組み、数々のシナリオをプレイ可能。ユーザー自身が『シーン・画像・フラグ』を駆使して短編RPGほどの凝ったシナリオを作成・共有できる点も特徴で、シナリオ自動生成機能もあるため好みのシナリオを簡単に遊ぶこともできる。

文章生成AIと画像生成AIを掛け合わせた本ゲームは、BOOTHでの先行発売から半年が経過し、ファンに寄り添う継続的なアップデートが行われてきた。コンテンツの量と深さにおいてユーザーを満足させる内容となっており、ユーザー投稿コンテンツはオリキャラのパーティが2000越え、創作シナリオが100近くあるなど、ほぼ無名な作品に関わらず非常に熱量をもって遊ばれているゲームである。

 

 

■関連サイト

▼Steamストアページ
https://store.steampowered.com/app/3723100