GLOE、監査等委員会設置会社に移行 役員人事案も発表 決算期を10月から6月に変更、今期は8ヶ月の変則決算に

GLOE<9565>は、監査等委員会設置会社への移行、決算期(事業年度の末日)の変更、およびそれに伴う定款の一部変更を行うことを発表した。これらの変更は、2026年1月29日開催予定の第10回定時株主総会で承認されることを条件としている。

 

■監査等委員会設置会社への移行

現在の監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行する方針である。移行の目的は、取締役会の監督機能を強化し、中長期の戦略的議論をさらに活性化するためのコーポレートガバナンス体制を構築することである。これにより、定款において監査等委員会および監査等委員に関する規定の新設と、監査役および監査役会に関する規定の削除などが行われる。

・取締役(監査等委員である取締役を除く)の員数は6名以内、監査等委員である取締役の員数は5名以内とする変更案である。
・取締役(監査等委員である取締役を除く)の任期は選任後1年以内、監査等委員である取締役の任期は選任後2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までとする。

あわせて第10回定時株主総会に上程する取締役(監査等委員である取締役を除く)の候補者も発表した。

・谷田優也(現役職名:代表取締役、選任種別:再任)
・古澤明仁(現役職名:代表取締役、選任種別:再任)
・田村征也(現役職名:社外取締役、選任種別:再任)

なお、代表権および役位については、株主総会終了後に開催予定の取締役会で決定する。

監査等委員である取締役の候補者は以下の通り。

・岩崎恵子(現役職名:社外監査役・常勤から、選任種別:社外取締役 監査等委員)
・松本祐輝(現役職名:社外監査役から、選任種別:社外取締役 監査等委員)
・山田洋司(現役職名:社外監査役から、選任種別:社外取締役 監査等委員)

役位は、株主総会終了後に開催予定の監査等委員会で決定する。

第10回定時株主総会終結の時をもって、村田 光至朗氏(取締役 管理本部長)が退任する。村田氏は、退任後も内部監査室長として主に内部監査を担当する予定である。

 

■決算期(事業年度の末日)の変更

現在の事業年度は毎年11月1日から翌年10月31日までだが、今後は毎年7月1日から翌年6月30日までの1年間に変更する。変更の目的は、売上高等の季節要因に伴う業績への影響を緩和し、事業運営の効率化を図るとともに、業績等の経営成績を適切に開示することで経営の透明性を向上させることである。

定時株主総会の議決権の基準日は、現在の毎年10月31日から毎年6月30日に変更する。期末配当の基準日も同様に毎年10月31日から毎年6月30日に変更する。

決算期変更の経過期間となる第11期事業年度は、2025年11月1日から2026年6月30日までの8ヵ月間とする。なお、第11期事業年度の中間配当を行う場合の基準日は2026年4月30日である。

GLOE株式会社
https://gloe.jp

会社情報

会社名
GLOE株式会社
設立
2015年11月
代表者
代表取締役 谷田 優也/代表取締役 古澤 明仁
決算期
10月
直近業績
売上高28億4300万円、営業利益1800万円、経常利益2400万円、最終利益300万円(2025年10月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
9565
企業データを見る