
エヌビディアは、「CES」(Consumer Electronics Show)において、『NVIDIA DLSS 4.5』、パス トレーシング、および『G-SYNC Pulsar』などの新技術を発表し、ゲームパフォーマンスとビジュアルを大幅に強化した。
今回の発表では、AI技術を活用したゲーム体験の進化が中心である。『NVIDIA DLSS 4.5』は、第2世代AI Transformerモデルによる超解像度のアップグレードに加え、最大5つの追加フレームを生成可能なダイナミック マルチフレーム生成、新しい6Xマルチフレーム生成モードを導入し、特にGeForce RTX 50 シリーズGPUによるパス トレーシングにおいて240フレーム毎秒以上のゲーミングを可能にする。現在、250を超えるゲームとアプリが『NVIDIA DLSS 4』テクノロジに対応しており、『007 First Light』、『Phantom Blade Zero』、『PRAGMATA』、『バイオハザード レクイエム』などの新作タイトルが発売と同時にサポート予定である。
また、ディスプレイ技術においては、今週発売される『G-SYNC Pulsar』モニターが、可変周波数バックライト ストロビングにより1,000Hz以上の実効モーション クラリティとティアリングのない体験を提供し、新たなゴールド スタンダードを確立するとした。加えて、内蔵光センサーで色温度と明るさを自動調整するG-SYNC Ambient Adaptive Technologyも搭載する。
MOD制作プラットフォームである『RTX Remix』にを、『RTX Remix Logic』が今月下旬にNVIDIAアプリから提供され、MOD制作者はリアルタイムのゲーム イベントに基づいて動的なグラフィックス効果を適用可能になるなど、機能が拡張した。
さらに、AIキャラクター技術である『NVIDIA ACE』を進化を続け、『Total War: PHARAOH』ではゲームのナビゲートを支援する動的なAIアドバイザーとして試験的に導入した。『PUBG: BATTLEGROUNDS』のAIチームメイト『PUBG Ally』には長期記憶機能が追加され、プレイヤーの過去の行動を記憶し、より進化したコミュニケーションが可能になる。これは、今年前半に一部地域のプレイヤー向けに期間限定でリリースされる予定である。
クラウド ゲーミング サービス『GeForce NOW』も最新のアップデートを発表した。Linux システムおよびAmazon Fire TV Stick向けの新しいネイティブ アプリを通じてGeForce RTX 5080クラスの性能をより幅広いデバイスに提供し、コミュニティからの要望に応えた。HOTAS (Hands On Throttle-And-Stick) フライト コントロール周辺機器へのサポートも追加され、シミュレーション タイトルへの没入感を高める。ライブラリを拡大を続け、『紅の砂漠』などの主要タイトルがPC発売と同時にクラウド配信する。
加えて、GeForce RTX GPUおよびノートPC向けのAIアップグレードも発表され、生成AIのパフォーマンスを大幅に向上させる。ComfyUIにおける最適化により、動画および画像生成AIのパフォーマンスは最大3倍向上し、VRAM使用量を60%削減。Ollamaおよびllama.cppでのSLMの推論パフォーマンスは最大35%高速化する。これらの進歩は、ローカルRTX AI PCでの高度なAIワークフローをシームレスに実行可能にする。