クラウドゲート、過年度決算に不適切な会計処理の疑い…第三者委員会が調査開始

クラウドゲート(テラネッツ)<2140>は、本日(10月25日)、旧経営陣によって行われた過去の取引において不適切な会計処理が行われていたとの疑義が生じたため、第三者調査委員会を設置し、本格的な事実究明にあたると発表した。 同社では、過年度に行われた営業活動や投資を判断するに至った経緯や、当時の内部統制状況などについて顧問弁護士を含む社内調査チームを結成し、調査を進めていたところ、不適切な会計処理が行われていたとの疑義が生じたため、第三者委員会を設置し、これまで予備調査を行なってきたという。 同社では、引き続き第三者調査委員会に事実関係と原因究明の調査を依頼し、適切な会計処理を図り、不適切な会計処理を防止するための有効な再発防止策の策定、実施を図っていく、としている。調査対象は、2006年12月期から2010年12月期の財務諸表が対象となる。 なお、第三者調査委員会のメンバーは、弁護士の倉橋 博 氏、弁護士の吉田 桂公 氏、公認会計士の都甲 和幸 氏が就任する。また調査のうち、会計に関する部分は会計監査人が監査を行う予定。