ヤマハ、バーチャルエンターテインメントイベントを企画から興行まで一貫して手掛けるアイ・ペアーズに出資

ヤマハ<7951>は、本日(2月25日)、急成長するバーチャルエンターテインメント市場において、GPAP事業などの事業拡大を目的として、アイ・ペアーズへの第三者割当増資による出資を行ったことを発表した。

今回の出資は、中期経営計画の戦略骨子である「未来を創る挑戦」の一環となる。なお、具体的な出資額などは非開示。

バーチャルエンターテインメント市場は、今後10年間にわたりグローバルで大きな成長が期待されており、同社が注目する分野の一つ。国内でも、音楽・スポーツ用の大型施設の新設や建て替えが予定されており、安定的に観客を集める手段として、バーチャルエンターテインメントを含むコンテンツの需要が今後さらに高まると見込まれている。

アイ・ペアーズは、バーチャルエンターテインメントイベントを企画から興行まで一貫して手掛けることができ、業界内でも高い評価を受けている企業。これまでも同社「GPAP(ジーパップ/General Purpose Audio Protocol)」とアイ・ペアーズの「n-Links Retarget」を連携させ、VTuberやバーチャルキャラクターによるライブなどで活用されるモーションキャプチャーをはじめとするバーチャルプロダクションの制作において、汎用的に記録・編集・再生を可能とする新技術を共同開発してきた。

今回の出資を通してバーチャルエンターテインメント分野における両社の強みを活かし、コンテンツ制作プロセスの更なる効率化や、ライブ・イベントの開催や配信を進めることで、両社の事業成長を加速していく。

▼アイ・ペアーズ 代表取締役社長 伊藤 衛氏コメント
このたび、ヤマハ株式会社との資本関係を通じた連携をさらに深化させられることを、大変心強く感じております。バーチャルエンターテインメントは、音楽とテクノロジーが交差する新しい創造領域です。GPAPとn-Linksの強みを掛け合わせることで、制作プロセスの革新と新たなライブ体験の創出を進め、国内外に向けた次世代エンターテインメント基盤の確立に挑戦してまいります。

▼ヤマハ 執行役員 新規事業開発部長 北瀬 聖光氏コメント
デジタル化が急速に進展する時代においても、音・音楽の力は人々の創造性や感動を支える普遍的な価値を持っています。バーチャルエンターテインメントは、その力を新しい形で社会に届ける重要な領域と捉えています。アイ・ペアーズ社との取り組みを通じて、Sound×Digitalの力でリアルとバーチャルが響き合う新たな体験の創造に挑戦してまいります。

<アイ・ペアーズ株式会社概要>

所在地:東京都新宿区
代表者:伊藤衛
事業内容:音楽/音声関連事業、3DCG映像制作事業、Webサイト制作、ITコンサルティング全般、ソフトウェア受託開発、サービス企画・運営支援、Webプロモーション支援など
従業員数:23名(2026年2月現在)
資本金:4000万円