【試遊レビュー】約30年ぶりに蘇ったポケモンのサイコロバトルゲーム「プラコロ」をいち早く体験! よりディープな“運×戦略バトル”が楽しめる!


BANDAI SPIRITS ホビーディビジョンは、3月4日、BANDAI HOBBYの新ロゴを紹介するプレス発表会をベルサール三田ガーデンで開催した。その中で、新たなテーブルゲームブランド「BANDAI TABLETOP GAMES」を始動し、第一弾タイトルとしてポケモンのIPを活用したサイコロバトル「プラコロ」と、ガンダムのミニチュアゲーム「GUNDAM ASSEMBLE」を展開することを発表した。こちらの模様は、先んじて以下の関連記事にてレポートを掲載している。

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本稿では、発表会後に行われた試遊会の模様をお届けしていく。なお、試遊の時間も限られていたため、今回は主に「プラコロ」のレビューが中心となる。「GUNDAM ASSEMBLE」についても、ゲームのおおまかな流れは見られたため、ルールや魅力についてはざっくりと紹介していく。

■シンプルながら奥深い“運×戦略”のサイコロバトル「プラコロ」を体験!

そもそも、「プラコロ」は1997年に誕生したポケモンのサイコロバトルゲームで、その後は展開を終了していた。その「プラコロ」が、ポケモン30周年の年に復活!当時の開発チームが再集結し、今の時代に合わせた形でリニューアルされるとのことだ。


▲1対1で対戦する「プラコロ」のバトルステージは、ポケモンたちのバトルスタジアムを彷彿とさせるセットとなっている。

バトルの前に準備するのは、「キャラコロ1個」と「エネコロ3個」。その後、「キャラカード」を指定された場所に置き、「ワザカードを4枚」選択して指定された置き場に置く。最後に、「ライフカウンター」のHPを120にして指定の置き場にセットすれば準備は完了だ。


▲こちらがキャラコロ。今回はピカチュウとイーブイが用意されていたので、イーブイを使用することに。振った時の向きについて何が起きるかは後述する。

準備が完了したら、お互いのワザカードをオープン。キャラカードには各々弱点が記載されており、ワザを受けた際に弱点と一致するとダメージが増加するといったデメリットがある。


▲今回、ワザカードはお互いに7枚用意されており、その中から好きな4枚を選択可能となっていた。ポケモンらしくタイプ相性もあるため、準備の段階から対戦は始まっているのだ。

ここからはバトルの流れを説明していく。まずは、先攻のプレイヤーが使用するワザカードを1枚選んで使用ワザカード置き場にセット。この時、1つ前のターンに選択したワザは連続して選択できないようになっている点に注意。


▲本来はキャラコロ1個とエネコロ3個を振るのだが、先攻1ターン目のみ振れるエネコロが1つ少なくなるというルールもある。

そうして振ったエネコロのエネルギーをチェックし、ワザに必要な分が出ていれば成功となり、記載されたダメージを与えられる。ちなみにこの時、無色エネルギーはどのタイプのエネルギーが出ていてもカウントできる。


▲ワザの中には、ダメージを与えるものだけでなく、次のターンのダメージを軽減するといったワザ効果があるものもあるようだ。

ここでワザが失敗した場合は、そのまま相手のターンとなるが、成功した場合はキャラコロの向きをチェック。選択したワザカードに記載された追加効果の欄を見て、同じ向きになっていると追加効果が発生する。


▲初めのうちはキャラコロの向きを見間違えないようシートで確認しながら進めると良いだろう。

これを繰り返して、先に相手のライフを0にした方が勝ちとなる。



また、今回は体験できなかったが、エネコロにセットするエネルギーはカスタム可能になっている。エネルギーの中には1面で2つエネルギーが発生するものもあるため、それをセットしておくだけでもワザ成功の確率が上がりそうだ。制限などについては確認できなかったが、必要なエネルギーを増やすことで自身に有利になるようなカスタマイズをすることも可能となっているようだ。



最後に、商品概要も紹介しておく。第1弾として発売される「プラコロ スタートセット」は「フシギダネ」「ヒトカゲ」「ゼニガメ」「ピカチュウ」「イーブイ」「ミュウ」の6種類。こちらは、初回限定価格で500円[税込]となっている。

また、キャラコロ1個(全36種[ポケモン6種×ポーズ2種×レアリティ3種])と、カスタムチップ4つ、キャラカード1枚、ワザカード5枚、取扱説明書がセットになった「プラコロ たんけんボックス」を同時発売。こちらは1つ385円[税込]での販売となっており、使えるポケモンの幅を増やしたりエネコロを強化できる内容となっているようだ。

やることとしては非常に簡単で、ワザを選んでサイコロを振るだけ。しかし、使用するワザの選択やエネコロのカスタマイズなど、遊ぶほどに奥深さを味わえる。小さなお子様が楽しめることはもちろん、大人が戦略を考えつつ遊べるのも良いバランスに仕上がっていると感じた。いろいろと戦略を練ることができる魅力もありながら、ダイスの出目次第ではあっさりと負けてしまうかもしれない。しっかりとした戦略がありながら、運によっては子供でも大人に勝てる可能性があるという点が「プラコロ」の魅力となっていそうだ。

■ガンダムの戦場を机上で再現するミニチュアゲーム「GUNDAM ASSEMBLE」



一方、3対3のミニチュアゲームが楽しめる「GUNDAM ASSEMBLE」は、相手のユニットを撃破したり、拠点を制圧することで勝利ポイント(VP)の獲得量を競うゲームとなっている。



行動順はタイムラインで管理されており、移動や攻撃、拠点の支配など行動することで内容に見合った分の数字が増えていく。全てのユニットがタイムラインで10に到達すると1フェーズが終了し、これを2フェーズ繰り返して最後によりVPを稼いでいた方の勝利となるとの話だった。



各ユニットには原作の特徴を活かした攻撃方法や特殊能力が備わっているほか、特定のタイミングで使用できる戦術カードというものもある。これらを駆使して相手を出し抜き、勝利を目指そう。

▲攻撃の成否判定はダイスで行う。技の欄にある拳のようなマークの数だけダイスを振り、4以上が出た分だけ相手にダメージを与えられる。また、その際に9~10の目が出ればクリティカルとなり特殊な追加効果も得られる。



もちろん、好きなキャラクターを組み合わせて対戦するのも面白いが、原作を再現したシナリオも用意されているとのこと。どのようなモビルスーツが登場するのか、楽しみに続報を待ちたい。

▲ユニット6体など、本ゲームが遊べるパーツが揃ったスタートセットは驚異の3850円[税込]。対戦ゲームとして楽しみたい方はもちろん、ミニチュアを集めて塗装したいという方にも非常にお買い得な価格となっている。



▲そのほか、デラックスセットやエキスパンションパック、塗料や筆のセットなどさまざまな展開が予定されているようだ。


シンプルなルールで幅広い層が楽しめる「プラコロ」と、ミニチュアゲームならではの戦術性とコレクション性を兼ね備えた「GUNDAM ASSEMBLE」。いずれも“作る”と“遊ぶ”を融合させた新たなテーブルゲームとして、今後どのようにコミュニティーを広げていくのか、その展開に注目していきたい。

(取材・文 編集部:山岡広樹)


 




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株式会社BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ)
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会社情報

会社名
株式会社BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ)
設立
2018年2月
代表者
代表取締役社長 榊原 博
決算期
3月
直近業績
売上高1815億9300万円、営業利益312億2700万円、経常利益318億2500万円、最終利益225億3300万円(2023年3月期)
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