ウェイブ、新入社員の入社時のハードルを解消するために心理的安全性を高める「戦略的社内交流施策」を推進

電子コミック事業やアニメ制作事業を展開する株式会社ウェイブは、新しい環境や人間関係に不安を抱える新入社員の入社時のハードルを解消するため、心理的安全性を高める「戦略的社内交流施策」を推進していることを発表した。

企業理念「メンバーが65歳まで成長し続ける」を掲げる同社では、単なる親睦にとどまらず、業務時間を活用した独自の社内イベントを実施している。こうした取り組みによって、新入社員が安心して能力を発揮できる環境づくりを実現している。

■ウェイブの社内交流について

2010年の設立時に3名だった当社は、現在では約230名規模へと成長した。しかし、組織の拡大に伴い、社員間の「縦割り」や「帰属意識の低下」といった課題が生じる懸念がある。

さらに、新たに入社する社員が、この拡大した組織にスムーズになじみ、実力を発揮できる環境づくりも急務となっていた。こうした課題を“戦略的社内交流”により解決し、偶発的なイノベーションの創出や離職防止につなげ、強固な組織基盤の構築を目指している。
 
その結果、「社内イベントの存在が“これからもこの会社で働き続けたい”と感じる理由の一つである」と回答したメンバーは、全体の約70%以上にのぼっている。

■業務を止めて社員約150人が参加する「全社イベントデー」

約3ヵ月に1回、全社員の業務を一時停止して実施する「全社イベントデー」。現在、約220名の社員が在籍する同社では、毎回約150名が参加する大規模な社内イベントとなっている。一般的な飲み会や休日イベントではなく、あえて業務時間中に開催することで、育児中の社員なども含め誰もが参加できる環境を整えている。

このイベントは、部署や役職を越えた交流を促し、組織の一体感を高める「組織投資」として位置付けられている。

■体力ではなく“コミュニケーション量”で勝つ社内運動会

イベントデーの人気企画の一つが、オリジナルルールで行う社内運動会。一般的なスポーツとは異なり、「コミュニケーション量」が自然と増える設計にすることで、部署や役職を越えたチームビルディングを促進することが狙いだ。

■「お菓子と雑談」で関係づくり 北欧文化「Fika」

月に一度、業務時間中に雑談を楽しむ「Fika(フィーカ)」を実施している。Fikaとは北欧で親しまれているコーヒーブレイク文化で、お菓子や飲み物を囲みながらリラックスした時間を過ごす習慣のこと。ウェイブでは毎回約60名が参加し、何気ない雑談を通じて部門間のコミュニケーションを促す「潤滑油」として機能している。

■趣味がつなぐ「ナナメの関係」

社員同士の交流を促進するため、部活動・同好会制度も導入している。現在「DJ同好会」「軽音部」「テレビゲーム部」など、部活動23団体・同好会8団体の計31団体が活動している。会社からは活動費として1人あたり2000円/回を支給しており、経済的負担なく参加できる仕組みになっている。

こうした趣味をきっかけとしたコミュニティにより、部署や役職を越えた「ナナメの関係」が生まれ、日常業務でも相談しやすい関係づくりにつながっている。