HEROZ、子会社のバリオセキュアと株式交換による経営統合を実施 6月26日付でバリオセキュアは上場廃止 HEROZは持株会社体制に移行へ

HEROZ<4382>は、4月14日、子会社のバリオセキュア<4494>と株式交換の方法による経営統合を実施することを発表した。

株式交換は、HEROZを株式交換完全親会社とし、バリオセキュアを株式交換完全子会社として行われる。株式交換にかかる割当比率はHEROZ株式1に対し、バリオセキュア株式0.99で、株式交換効力発生日の6月30日に先立つ6月26日付でバリオセキュアは上場廃止となる予定だ。

なお、HEROZは、株式交換の効力発生後、持株会社体制への完全な移行を目的として、HEROZが展開するAIソリューション事業、生成AI(HEROZ ASK)事業、将棋ウォーズを中心としたMind Sports事業、AIを活用した採用代行事業などを、吸収分割の方法によりHEROZの完全子会社に承継させることを予定している。

■経営統合のポイント

①親子上場の解消
2022年9月の資本業務提携以降、親子上場による固有の利益相反構造が具体的なシナジー発揮の障壁に。完全子会社化により意思決定の迅速化・円滑化を実現する。

②事業シナジーの本格的な創出
同社顧客へのセキュリティー商材提案における顧客開拓の強化、AIを活用した業務オペレーションの効率化、AIエージェント技術を活用した新サービス開発など、親子上場下では実現できなかった協業を加速する。

③コスト効率の改善
共通のガバナンス体制構築や資金管理によるコーポレート強化、共通インフラ活用・基幹システム連携・ITツール共同購買による間接コスト削減を図る。

④1株当たり利益(EPS)改善効果
非支配株主持分(57.21%)の解消により、今期期首から完全子会社化を実現したと仮定したフルイヤーベースでEPSは約4.6倍に改善する見込み(3.29円→14.98円)。本格的な効果の発現は2027年4月期以降となる。

HEROZ株式会社
https://heroz.co.jp/

会社情報

会社名
HEROZ株式会社
設立
2009年4月
代表者
代表取締役CEO 林 隆弘/代表取締役CRO 髙橋 知裕
決算期
4月
直近業績
売上高59億2900万円、営業利益3億600万円、経常利益2億2800万円、最終損益1億7700万円の赤字(2025年4月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4382
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