アクションとストラテジータイトルはSteam上でDL数と収益の両方で成長 モバイルRPGの収益は4年連続で減少 従来のガチャモデルは勢いが減速傾向に Sensor Tower調査

Sensor Towerは、本日(4月23日)、「[レポート]アクション&ストラテジーゲーム詳細分析」を公開したことを発表した。
アクション&ストラテジーはゲーム業界の重要なジャンルであり続けており、PC/コンソールのダウンロード数と収益を独占し、モバイルIAP収益の半分以上を占めている。パブリッシャーは、可能な限りソーシャルプレイと高価値のエンゲージメントを優先している。インディーの協力型タイトルがどのようにトップに上り詰めたのか、モバイル4Xストラテジーがどのように減速傾向にあるのかなど、この「アクション&ストラテジーゲーム詳細分析」レポートで解説している。
■Steamが成長をリード、モバイルはマネタイズに注力
Steam上のアクションおよびストラテジータイトルは、ダウンロード数と収益の両方で大きな前年比成長を示しており、プレミアムゲームへの大きな需要がまだ存在することを証明している。『Battlefield 6』『Clair Obscur:Expedition 33』『ARC Raiders』などのヒットタイトルは、モバイルでは実現できない技術的に野心的な体験を、PC/コンソール上で提供できることを示している。
モバイル側では、ダウンロード数は引き続き減少しているが、収益は上昇傾向にある。この戦略の変化は意図的なものと思われる。新規インストールを追い求めるだけでなく、パブリッシャーは既存のプレイヤーに注力し、ボリュームを追うのではなく、コアプレイヤーベースからのエンゲージメントとマネタイズに重点を置いている。

■PC/コンソールとは対照的にモバイルアクション&RPGは減少
アクション&RPGはPC/コンソールで好調である一方、モバイルRPGはより厳しい現実に直面している。このジャンルの収益は4年連続で減少しており、2026年もあまり良い見通しではない。モバイルアクションは2024年にいくつかの明るい材料があった。『ブロスタ』の大規模なカムバックと『Dungeon Fighter Mobile』のリリースによって、78%の成長スパイクを記録した。しかし、その勢いは続かず、2025年には30%の減少となった。
2023年までRPGをモバイルチャートのトップに維持し続けてきた従来のガチャモデルが、ついにその勢いを失いつつあることが明白になりつつある。アクションカテゴリーでは依然として時折爆発的なヒット作が見られるものの、業界全体としては、再現性のある成長戦略を見出すことに苦慮している。しかし、これらのジャンルは4Xストラテジーを成功に導いた戦術を取り入れるポテンシャルが極めて高いため、ピボット(方向転換)の余地は十分にある

■『Slay the Spire 2』がデッキビルダーの期待を上回る
リリースからわずか3ヵ月で、『Slay the Spire 2』のSteam収益は、デッキビルダー(デッキ構築)ジャンル全体が2025年を通じて獲得した収益にほぼ匹敵した。他のデッキビルダーもカテゴリー全体の収益の26%を維持しており、『Slay the Spire 2』の成功が他のジャンルを共食いしなかったことを証明している。
同作はデッキビルダージャンルを超えて、PCの大手タイトルと肩を並べている。2026年第1四半期において、Steamでより多くのユニット数を販売したり、より多くのプレミアム収益を生み出したのは『BIOHAZARD requiem』だけだった。

▼レポート全文の無料ダウンロードはこちら
https://sensortower.com/ja/report/gaming-deep-dive-action-and-strategy