セガ、タイ最大のコングロマリットのC.P.グループとエンタメ事業の協業で検討…ソニックやアングリーバードを活用した事業開発も

セガは、この日(4月27日)、タイ最大のコングロマリットであるC.P.グループと、タイおよび周辺地域でのエンタテインメント事業に関する協業機会の検討に向けた基本合意書(MOU)を締結した。協業検討は複数のフェーズに分けて段階的に進める想定だ。初期フェーズでは、『ソニック』や『アングリーバード』などのグローバルIPを活用した事業開発、および持続的な成長を見据えた協業体制の構築について検討する。

セガが長年培ったIPおよびコンテンツ創出力と、C.P.グループが持つ幅広い事業エコシステムを融合させ、地域に根差した新たなエンタテインメントの提供を目指す。将来的には、ASEAN地域向けのIP共同開発、商品ライセンスや流通網を活用した事業展開、さらにはタイ国外への展開も視野に入れ、協業の可能性を追求していく方針だ。

セガは、家庭用ゲーム機、PC、スマートフォン向けゲームの企画・開発・販売・運営を主軸に事業を展開している。ゲーム事業で培ったノウハウを生かしたデジタルサービスやキャラクター商品の企画・開発・販売なども行っており、ゲームコンテンツは日本国内外のスタジオで開発し、世界各地の拠点を通して全世界に提供する。

一方のC.P.グループはタイ最大のコングロマリットであり、アジアを代表する企業グループの一つだ。食品、農業、小売、消費財、通信、マルチメディアネットワークなど幅広い分野で23の国と地域で事業を展開する。同グループは、1979年の改革開放政策以降に中国へ投資を行った最初の外国企業として、中国市場で持続的な存在感を築いており、グローバルなネットワークと強固な事業基盤を活かしてアジアの経済成長を牽引する重要な役割を果たしている。

セガの代表取締役会長CEOである里見治紀氏は、タイをはじめとするアジア地域で強固な事業基盤を持つC.P.グループとの合意について、「大変うれしく思います」と述べた。また、本協業を通じ「セガのIPのグローバル展開をさらに加速させ、ASEAN地域ひいては世界に向けて新たなエンタテインメント体験を創出してまいります」とコメントした。

C.P.グループ Chairmanのスパキット・チャラワノン氏は、世界的に知られる知的財産を継続的に創出してきたセガとの協力枠組みに合意できたことを「大変嬉しく思います」と表明した。さらに、本協業により「両社の強みを結集し、新たなIPを開発するとともに、ASEAN地域の文化や価値観を世界に発信していく機会が開かれると考えています」との期待を示した。

株式会社セガ
https://www.sega.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社セガ
設立
1960年6月
代表者
代表取締役会長CEO 里見 治紀/代表取締役社長執行役員COO 内海 州史/代表取締役副社長執行役員Co-COO 杉野 行雄
決算期
3月
直近業績
売上高1916億7800万円、営業利益175億3900万円、経常利益171億9000万円、最終利益114億8800万円(2023年3月期)
企業データを見る
セガサミーホールディングス株式会社
http://www.segasammy.co.jp

会社情報

会社名
セガサミーホールディングス株式会社
設立
2004年10月
代表者
代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
決算期
3月
直近業績
売上高4289億4800万円、営業利益481億2400万円、経常利益531億1400万円、最終利益450億5100万円(2025年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6460
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