【サービス終了、その瞬間】アクアプラス『うたわれるもの ロストフラグ』…最後を見届けることができたのも何かの縁

スマートフォンアプリ市場は、日々新作ゲームがリリースされる。その一方で、様々な事情により惜しまれつつサービスが終了してしまうゲームも少なくはない。

gamebizでもサービス終了に関する記事(関連情報)を取り上げている。

それら記事を読み、「あと数ヵ月後に終わるのか…」と思うが、サービス終了発表~サービス終了当日までの期間、そのゲームについて追ってはいなかった。

そこでgamebizでは、それらゲームのサービスが終了する瞬間に立ち会って、ゲーム内でどのような事が起こったのかを伝える「サービス終了、その瞬間」を展開している。

今回は、2026年4月23日14時をもってサービス終了となった、アクアプラスの『うたわれるもの ロストフラグ』(ロスフラ)をピックアップする。

アクアプラス『うたわれるもの ロストフラグ』(Since 2019 to 2026)

まずは『ロスフラ』の概要について。

本作は、『うたわれるもの』シリーズ初のスマホ向けゲームアプリ。物語の主人公「アクタ」に中井和哉さん、ヒロインの「ミナギ」に種﨑敦美さんを迎え、旧作からお馴染みのキャラクターたちも多数登場し、新たな『うたわれるもの』の世界が展開された。

2019年11月26日よりサービスを開始しており、サービス開始から約6年5ヵ月でのサービス終了となった。

タイトル発表からサービス終了までの歴史を振り返る

続いて、『ロスフラ』発表からの歴史を振り返っていこう。

本作は、2019年7月2日に『うたわれるもの』のスマートフォン向けゲームアプリ最新作として公となり、事前登録の受付開始及び記念キャンペーンの開催が発表された。(関連記事

またその翌日、『うたわれるもの』シリーズでお馴染みのアーティストSuaraさんが歌う『ロスフラ』の主題歌「天命の傀儡 (マリオネット)」が各種音楽配信サイトにて配信開始となった。(関連記事

その後、公式Twitter(現X)でフォロー&RTキャンペーンを定期的に開催しながら、事前登録数を伸ばしていく。そして2019年11月に入り、『ロスフラ』の正式リリース日が同年11月26日に決定。事前登録者数も45万人を突破した。

リリース当日の2019年11月26日15時12分、『ロスフラ』がApp Store、Google Playの両ストア上に登場したが、その時点では両ストアともに先行ダウンロードが可能となっているものの、サービス開始に向けたメンテナンス中となっていたが(関連記事)その後、無事にリリースされた。

リリース翌日の2019年11月27日10時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)で、新作『ロスフラ』が早くも7位とトップ10圏内にランクイン。(関連記事)さらにその翌日にはGoogle Playの売上ランキング(ゲームカテゴリー)でも『ロスフラ』が17位とトップ30に初登場し、好スタートを切った。(関連記事


▲2019年11月末に『ロスフラ』が累計200万ダウンロードを突破。新キャラクター「エムシリ」を入手できる、初のゲーム内イベント「剣奴(ナクァン)の灯火」も開催された。

2020年に入り、累計500万ダウンロードを突破した『ロスフラ』。ゲーム内だけでなく、虎の穴が同年1月24日より『ロスフラ』の配信開始を記念して「うたわれるものイラスト展2020」&「うたわれるものフェア」を開催するなど、ゲーム外での展開も発表された。(関連記事

以降も、ゲーム内イベントや周年キャンペーンなど、さまざまな施策で多くのファンを楽しませてきた『ロスフラ』。6年5ヵ月の出来事をすべてこの記事で振り返るのは正直アレなので、残りはgamebizで取り上げてきた『ロスフラ』関連記事をチェックしていただけたら、これ幸い。

さて、そんな『ロスフラ』だが2026年2月24日に、そのサービスが2026年4月23日14時をもって終了することが発表されたのだった。(関連記事

1週間前からプレイ…有終の美(サ終)を見届ける

『ロスフラ』の発表からサービス終了決定までの流れを振り返ったところで、ここからはサービス終了1週間前の2026年4月17日からログインしたプレイ記録をダイジェストでお届けしよう。

正直にお話すると、筆者は『うたわれるもの』という作品に触れたことがないのだ。

もちろん、アクアプラスの代表的なシリーズタイトルの一つであり、 和風テイストな独特の世界観や個性豊かなキャラクターたちによる壮大なストーリーが展開する、全世界にファンを抱える人気シリーズであることは知っております。

従って、今回は知ったかぶり&脱線などはせず、サ終を見届けることに集中させていただきたく!

例によって、まずは『ロスフラ』のアプリをインストール&起動である。


▲漂う世紀末感。いつの時代も悪い奴はいるもので。

『ロスフラ』のプロローグ的なものを拝見しながら、データのダウンロードが完了するのを待つことに。約6年5ヵ月の歴史がデータとなって、筆者の私用スマホに流れ込んでくるのがわかるぞ!

プロローグとチュートリアルが終わると、縁結びを試すことができた。さぁ、縁を、縁を結んでおくれ!


▲キウルという、弓を使う可愛らしいお嬢さんと出会った。これも何かの縁か。

【2026年5月13日10時15分追記】上記画像のキャプションについて、筆者の無知によって誤りがありました。キウルはお嬢さんではなく、正しくは少年となります。可愛らしいは変わりません。お詫びして訂正いたします。

さて『うたわれるもの』ド素人の筆者、サービス終了当日までに出来ることと言えば、メインストーリーをひたすら進めることくらい。


▲アクタのお父ちゃん、鴉なんすか!? 何かとっても複雑な家庭のようなので、これ以上は言及しないことにする。でもでも、鴉って賢いよね!

そんなこんなでメインストーリー第2章52話まで進めたところで、困ったことに。第3章の解放条件に「百伍拾伍番門画:ステージ10をクリアする」とあるのだが、これってどこにあるの?

長年プレイしてきた『ロスフラ』プレイヤーの皆さんに呆れられそうな困りごとだが、何せ筆者はド素人なもんで。ホーム画面から色々なところに飛んであれやこれや試してみたり、検索してみたけど結局、百伍拾伍番門画ってのがよくわからなかった。

くよくよしても仕方ないし、サ終まで時間もない。メインストーリーを進めることができなくても、遠征だったり花札だったり、何かしらやれることはある。だからやった!


▲出陣で出陣しまくったよ。

あとやれることと言えば、何と言っても縁結び。利用できるだけ縁を結んだよ。その結果の一部を紹介しておこう。


▲おや、神岸あかりちゃんって『ToHeart』に登場してなかったっけ?


▲縁結びでゲットしたキャラクターを契約幽結しちゃったりなんかしたりして。

そうこうしているうちに、『ロスフラ』サ終当日を迎えた。筆者は終了1時間前の13時に最終ログインを果たした。

というわけで、時間の許す限り出陣することにした。

気が付けば、サ終まで残り数分となった。筆者は最後に他のプレイヤーさんのログイン状況を確かめるべく、戦友管理画面を覗いてみた。(戦友はひとりもいないのだけれど)

戦友検索した結果、筆者のプレイヤーレベルと同じくらいの人たちがリストアップされた。最終ログインが92日前という方もいれば、2時間前や1時間以内などサ終当日にログインした方もいることを確認したところで……

こうして、『ロスフラ』は約6年5ヵ月の歴史に幕を下ろしたのだった。


▲サービス終了後の公式X(Twitter)。

さて、『ロスフラ』のサービスは残念ながら終了してしまったが、『うたわれるもの ロストフラグ』のストーリー版となる『うたわれるもの ロストフラグ 物語記録保存領域(ストーリーアーカイブス)』の制作決定が発表されている。(関連記事

本作は、『うたわれるもの ロストフラグ』で綴られてきた数々の物語を、いつでも振り返りながら、じっくりと楽しむことができる内容を予定しているという。

また、メインストーリーおよびイベントストーリーのフルボイス化や、新規ストーリーの追加なども検討しているそうだ。詳細については、決定次第、改めて公式サイトなどにて発表する予定とのことなので、『ロスフラ』ファンは続報に期待しよう!

©2019 AQUAPLUS

(文責:gamebiz編集者  稲葉智秋)

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★前回の記事 ⇒ BAEL『ブルーロック BLAZE BATTLE』…サ終という運命論は無駄だ、遊べるだけ遊んだらいい

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会社情報

会社名
株式会社アクアプラス
設立
1994年10月
代表者
代表取締役 下川 直哉
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