個人ゲーム開発者のPop Elephant Studio、架空国家崩壊後を舞台にした探索型クリックアドベンチャー『俺の解体史』を発表

個人ゲーム開発者のPop Elephant Studioは、本日4月28日、架空国家崩壊後を舞台にした探索型クリックアドベンチャー/心理ホラー・ナラティブゲーム『俺の解体史』を発表した。Steamストアページを公開したとのこと。

本作は、架空国家崩壊後を舞台に、閉ざされた部屋の中で権力と個人の崩壊、歪んだ関係性を描くBL要素を含む探索型クリックアドベンチャー/心理ホラー・ナラティブゲームだ。

物語は、架空の国家が崩壊した後に始まる。旧王室の血を引くヘクトルは、副官であり血縁者でもあるマトヴェイに連れられ、見知らぬ異国の狭い賃貸部屋に身を隠すことになった。

ヘクトルは、障害や身分、言葉の壁によって、この閉ざされた部屋の中でほとんど取り残された状態にある。一方、マトヴェイは介護者、副官、親族、臣下という複数の役割を背負う。介護、忠誠、血縁、権力が絡み合うなかで、ヘクトルの暴虐とマトヴェイの忍耐は、逃れがたい歪んだ関係を形作る。やがて、ヘクトルは自分自身を保つことを少しずつ諦めていく。

開発元であるPop Elephant Studioは、「権力構造は解体される。人もまた、解体される。閉ざされた賃貸部屋の中で、物に触れ、愛と暴虐の物語をつなぎ合わせ、消えゆく記憶を見届ける。時代に置き去りにされた一人の人間が、いかにして少しずつ自らを瓦解させていくのかを描く」と本作のテーマを解説する。

プレイヤーは、窓や家具、日用品などのオブジェクトをクリックし、ヘクトルの過去にまつわる断片的な記憶に触れる。そして、記憶が少しずつ剥がれ落ちていく過程を見届けることになる。

・探索によって進む物語。閉ざされた部屋の中で、オブジェクトをクリックしながら物語を進める。
・断片的な記憶の再構成。散り散りになった記憶を通して、人物同士の関係や、背後にある歴史を少しずつ読み解く。
・変化していくインタラクション。一度触れたオブジェクトは、次第にぼやけ、反応を失い、部屋の物語から退場していく。
・心理ホラーとしてのナラティブ。不穏で息苦しい日常の中で、一人の人間が不可逆的に解体されていく過程を描く。
・大人向けコンテンツとして、自傷行為、心理的操作、親族間における越境的な親密性、退行、暴力、薬物・物質の乱用、トラウマおよび追放に関するテーマが含まれるため、プレイには十分注意が必要だ。

 

■関連サイト

▼Steamストアページ