
5月7日の東京株式市場は続伸。日経平均株価は、前営業日比3320円72銭高の6万2833円84銭でこの日の取引を終えた。連休中の米国株式市場で半導体・AI関連株が上昇したことに加えて、米国とイランが紛争終結に向かうとの見方が進み、一時3578円02銭高の6万3091円14銭まで買われる場面があった。
【主要指数】
・日経225: 62,833.84(+3,320.72)
・TOPIX: 3,840.49(+111.76)
・ドル/円: 156.29(-0.10)
・ダウ: 49,910.59(+612.34)
・ナスダック: 25,838.94(+512.82)
・SOX: 11,472.76(+492.18)

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている99銘柄のうち、上昇は51銘柄(52%)、下落は44銘柄(44%)、変わらずは4銘柄(4%)で、かろうじて買い優勢となった。半導体やAI関連、値がさ株に資金が集中し、エンタメ系は昨年夏以来、厳しい状況が続いている。
その象徴と言える状況が任天堂<7944>だ。この日も年初来安値を更新した。月足ベースでは下値支持線となっていた60カ月移動平均線を下回っており、半導体価格上昇によるコスト高の懸念も相まって、底割れとも言える状況となっている。ここ1~2か月は反転するか、そのまま下がっていくかの分水嶺にあるのかもしれない。


ほかの大手ゲーム関連を見ると、ソニーG<6758>、バンダイナムコHD<7832>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、コーエーテクモHD<3635>が高く、セガサミーHD<6460>、カプコン<9697>が安い。

その他ゲーム会社やディベロッパーは、『Fit Boxing 3 -Your パーソナルトレーナー』Switch2版を発表したイマジニア<4644>が買われたほか、ネクソン<3659>が高く、エヌジェイHD<9421>が変わらず、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、トーセ<4728>、ユークス<4334>が安い。


モバイルゲーム系の銘柄は、グリーHD<3632>、アカツキ<3932>が高く、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、DeNA<2432>、ガンホー<3765>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>が安い。


アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、東海東京が目標株価を引き下げたカバー<5253>は下落したものの、下値では下げ渋り底堅い動きを見せた。タカラトミー<7867>、東宝<9602>、IGポート<3791>、東映アニメ<4816>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が高く、サンリオ<8136>、KADOKAWA<9468>、GENDA<9166>、エディア<3935>が安い。


最後に騰落ランキングを見ると、「任天堂関連」として知られるメガチップス<6875>が値上がり率上位に入った。半導体関連の一角として物色されたようだ。ほか、HODL1<2345>やセルシス<3663>、イオレ<2334>、coly<4175>が値上がり率上位に名を連ねた。

他方、サンリオ<8136>が年初来安値を更新し、値下がり率1位にとなった。常務取締役による不正報酬の特別委員会設立と決算発表延期が嫌気された。Link-U<4446>、サイバーステップ<3810>、ワンダープラネット<4199>、KADOKAWA<9468>が値下がり率上位となった。

■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。