KRAFTON、第1四半期決算は売上高57%増の1兆3714億ウォン、営業利益23%増の5616億ウォンと四半期で過去最高…『PUBG』フランチャイズが拡大けん引

KRAFTONは4月30日、2026年第1四半期の経営実績を発表した。売上高は前年同期比56.9%増の1兆3,714億ウォン、営業利益は同22.8%増の5,616億ウォンを計上し、いずれも四半期ベースで過去最高を記録した。

業績を牽引したのは、前年同期比24%増加し、四半期売上で1兆ウォンを突破した『PUBG IPフランチャイズ』である。事業部門別売上ではモバイルが7,027億ウォン、PCが3,639億ウォン、コンソールが138億ウォンとなり、その他売上はADKグループの連結業績が主因となり、前年同期比2,859億ウォン増加した。

プラットフォーム別に見ると、PCプラットフォームは『PUBG: BATTLEGROUNDS』における新コンテンツ投入とライブサービス運営の強化が売上成長を後押しした。特に、同ゲームの9周年を記念して実施した英国の高級自動車メーカー「アストンマーティン」とのコラボレーションによる車両再販イベントは、2023年の初回販売を上回る売上を記録し、プレイヤーの高い需要を再確認した。

モバイルプラットフォームでは、プレミアムコンテンツおよびIPコラボレーションが四半期売上の記録更新に貢献。ドイツのスポーツカーブランド「Apollo Automobil」とのコラボレーションは、高課金プレイヤー層の支持を集めた。また、『BATTLEGROUNDS MOBILE INDIA』(『BGMI』)は、サーバー容量の増強とコンテンツ拡充を通じてプレイヤーのアクセス性を向上し、課金ユーザー数が前年同期比17%増加した。さらに、公式リーグ大会「BATTLEGROUNDS MOBILE INDIA SERIES 2026」が過去最高の視聴者数を記録したことも、インド国内における同タイトルの存在感を改めて示す結果となった。

『PUBG: BATTLEGROUNDS』IPは、バトルロイヤルの枠を超えたコンテンツプラットフォームへの進化を続けている。4月には新たなゲームモード「Xeno Point」を導入し、ユーザートラフィックを拡大。5月には他社FPSゲーム『PAYDAY』IPとのコラボレーションによる協力モードのリリースを予定しており、今後も追加モードやUGC(ユーザー生成コンテンツ)の拡張を継続する。同社は、新興市場でのプレゼンス強化とグローバルファンベース向けマーケティングの強化を通じて、フランチャイズのさらなる成長加速を目指す方針である。

その他の事業戦略として、2025年3月に早期アクセス版を配信開始した次世代ライフシミュレーションゲーム『inZOI』のスケールアップを進める。今後は、コンテンツ強化に加え、コンソール展開によるプレイヤー層の拡大、AIスクリプトによるモッディングツールの提供、マルチプレイヤー機能の追加により、プラットフォーム型IPへの進化を目指す。オープンワールド型サバイバルクラフトゲーム『サブノーティカ2』についても、Co-opモードを含む新コンテンツとともに、5月に早期アクセス版のリリースを予定している。

また、「AI for Game」施策を引き続き推進し、4月に公開した4種のマルチモーダルAIモデル『Raon』を各タイトル向けに最適化する。AI技術を活用した共同プレイ可能キャラクター「PUBG Ally」を、今年中に『PUBG: BATTLEGROUNDS』のアーケードモードでベータサービスとして提供し、没入感の高い新たなゲーム体験を提供する予定である。

株主還元プログラムでは、2026年第1四半期に2,000億ウォンの自社株買いと996億ウォンの配当を実施した。取得済み株式のうち3,362億ウォン相当分を消却しており、「今後も同プログラムを着実に実行し、長期的な株主価値の向上に取り組んでまいります」と表明した。

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