アイビス、1Q(1~3月)決算はサブスクリプション課金売上の高成長が持続して2ケタ超の増収増益を達成 通期業績予想は変更なし

アイビス<9343>は、5月12日、2026年12月期の第1四半期(1~3月)の連結決算を発表、サブスクリプション課金売上の高成長が持続したことで2ケタ超の増収増益を達成した。

■第1四半期決算実績

売上高14億6000万円(前年同期比25.7%増)
営業利益3億7300万円(同22.1%増)
経常利益3億8300万円(同25.9%増)
最終利益2億7800万円(同33.7%増)

■セグメントごとの状況

・「モバイルセグメント」 売上高8億900万円(前年同期比20.7%増)、セグメント利益4億5000万円(同26.5%増)
世界200以上の国と地域で利用され、MAU4000万人・累計5.3億ダウンロードを誇るモバイルペイントアプリ「ibisPaint(アイビスペイント)」シリーズの開発・運営を進めた。ユーザーの約9割が海外、かつ25歳未満の若年層が中心という特性を踏まえ、AIを活用した描画支援機能や、創作体験を向上させるUI改善を継続した。

また、アプリ内自社広告を活用したサブスクリプション課金誘導、PC版とのマルチデバイス展開、プロユーザー向け機能の拡充など、収益モデルの強化に取り組んだ。これにより、ユーザー基盤の拡大と収益性の向上を両立し、モバイル事業は引き続き同社の成長を牽引した。

・「ソリューションセグメント」 売上高6億2000万円(同26.5%増)、セグメント利益8900万円(同25.2%増)
国内企業向けにインターネット端末向けWebアプリケーションの開発やクラウド構築支援を行い、企業のDX需要の高まりに対応した。同社は優秀なITエンジニアの採用・育成を継続し、AIやノーコード技術を活用した開発効率化にも取り組んでいる。

また、2025年11月に完全子会社化したノーコード開発企業・ゼロイチスタートについて、2026年4月1日付の吸収合併を発表し、国内市場における開発体制の強化と事業基盤の拡大を進めた。これにより、安定的かつ高再現性のあるSIモデルの構築を目指している。

・「AI歌声合成セグメント」 売上高3000万円、セグメント損益1900万円の赤字
名古屋工業大学発ベンチャーであるテクノスピーチの世界最先端の技術を活かし、AI歌声合成アプリ「VoiSona(ボイソナ)」を中心に事業を展開した。国内外の著名アーティストによるボイスライブラリの拡充、モバイル領域への展開、アプリ課金型の収益モデル構築など、AI技術を活かした新しい音楽制作体験の提供に取り組んだ。クリエイター層の拡大が続く中で、次世代の創作活動を支える基盤づくりを進めた。

■通期業績予想は変更なし

2026年12月期通期の連結業績予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。

売上高54億5400万円(前期比9.0%増)
営業利益13億5500万円(同12.8%増)
経常利益13億6200万円(同12.1%増)
最終利益9億4000万円(同10.8%増)

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