エイチームHD、3Q(8~4月)決算はエイチームフィナジー譲渡の影響で減収に 経常益と最終益は暗号資産評価損の計上も響く 通期業績予想は変更なし
エイチームホールディングス<3662>は、6月5日、2026年7月期の第3四半期累計(8~4月)の連結決算を発表、エイチームフィナジーの株式譲渡による連結除外の影響に加え、エンターテインメント事業の減収もあり、減収・営業減益となった。
なお、経常利益の減益幅が膨らんでいるのは、暗号資産評価損を計上したことも影響している。
■第3四半期決算実績
売上高172億4200万円(前年同期比4.0%減)
営業利益7億6600万円(同12.5%減)
経常利益3億9000万円(同68.0%減)
最終利益3億4300万円(同66.1%減)
■各セグメント別の状況
①メディア・ソリューション 売上高123万100万円(前年同期比7.2%減)、セグメント利益13億3200万円(同15.3%増)
売上高は、前年同月比および前年同期比で減収となった。これは主に、M&Aにより前連結会計年度に取得した企業の売上高が計上されたものの、エイチームフィナジーの株式譲渡を行ったことにより連結範囲から除外されたことに加え、利益確保を優先とした事業運営方針に則り金融メディア事業、人材メディア事業において広告宣伝費を抑制したことにより減収となったためとなる。
セグメント利益は、一部既存メディア事業が集客競争の激化に伴う広告宣伝費の増加により減益となったため、前年同月比で減益となった。なお、暗号資産価格が下落したことに伴う販売促進引当金繰入額の戻入が発生したため、前年同期比で増益となった。
②D2C 売上高21億3700万円(同29.8%増)、セグメント利益1億1400万円(同66.3%増)
売上高は、主に化粧品ブランド「lujo(ルジョー)」において、順調に継続利用者数が増加し、前年同月比および前年同期比で増収となった。セグメント利益は、前述の増収による増益に加え、前期に続き利益確保を優先した事業運営方針に則り運営効率化を図っているため、前年同月比および前年同期比で増益となった。
③エンターテインメント 売上高28億300万円(同8.4%減)、セグメント利益2億4200万円(同比28.9%減)
売上高は、ゲームアプリ全体で引き続き減収傾向であり、前年同月比および前年同期比で減収となった。セグメント利益は、一部協業案件が外部要因により契約終了となり前年同月比および前年同期比で減益となったが、既存タイトルの効率的な運用やコスト抑制の実施を行い、黒字を維持した。
■通期業績予想は変更なし
2026年7月期通期の連結業績予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。
売上高245億円 (前期比2.4%増)
営業利益9億円(同6.4%増)
経常利益9億円(同43.2%減)
最終利益6億円(同42.1%減)
※過去12四半期分の四半期業績推移のグラフを追加しました。


会社情報
- 会社名
- 株式会社エイチームホールディングス
- 設立
- 2000年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 林 高生
- 決算期
- 7月
- 直近業績
- 売上高239億1700万円、営業利益8億4500万円、経常利益15億8500万円、最終利益10億3600万円(2025年7月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3662




