
ポールトゥウィンホールディングス<3657>は、6月12日、2027年1月期 第1四半期の連結決算を発表し、売上高112億3700万円(前年同期比11.9%減)、営業利益2億6600万円(前年同期は2200万円の損失計上)、経常利益4億7400万円(同4億8000万円の損失計上)、最終利益1億8000万円(同6億0900万円の損失計上)と大幅な黒字転換を達成した。
・売上高:112億3700万円(同11.9%減)
・営業利益:2億6600万円(同2200万円の損失計上)
・経常利益:4億7400万円(同4億8000万円の損失計上)
・最終利益:1億8000万円(同6億0900万円の損失計上)
減収となったものの、メディア・コンテンツ事業からの撤退や海外事業の構造改革など、これまで進めてきた事業再編の効果が表れ、収益性は大きく改善した。
■メディア事業撤退で減収も利益改善
同社はゲームデバッグやソフトウェアテスト、カスタマーサポート、不正対策などを提供する「サービス・ライフサイクルソリューション事業」を展開している。
第1四半期は事業再編の一環として進めてきたメディア・コンテンツ事業撤退の影響で減収となった一方、収益基盤の再構築が進展したことで利益率が改善した。
営業利益は前年同期の赤字から2億6600万円の黒字へ転換したほか、経常利益も4億7400万円を計上した。為替差損が前年同期の4億3300万円から為替差益2億4800万円へ転じたことも利益押し上げ要因となった。
■国内事業はゲームデバッグが成長
国内ソリューション事業の売上高は67億7300万円(前年同期比7.6%増)となった。 ゲーム市場向けのデバッグサービスが引き続き好調に推移し、成長を牽引した。
同社はゲームデバッグに加え、ソフトウェアテストや品質管理、テスト自動化、DX支援など非ゲーム領域のサービス拡大も進めている。さらに4月には、AI技術を活用したログ分析型品質改善支援サービス「ドクターCS」の提供を開始した。
■海外事業は構造改革が奏功
海外ソリューション事業の売上高は44億6300万円(前年同期比8.2%減)となった。 売上高は減少したものの、前期まで実施してきたレイオフなどのコスト削減策が効果を発揮したほか、リブランディング関連費用の剥落もあり、収益性は改善した。
■2027年1月期の見通し
2027年1月期の業績は、売上高470億8200万円(前期比3.6%減)、営業利益20億1400万円(前期は2億3800万円の損失計上)、経常利益18億9100万円(同5億0800万円の損失計上)、最終利益7億円(同34億7900万円の損失計上)、EPS19.81円を見込む。株価収益率は14.4倍となる。従来予想を据え置いたが、会社側は、第1四半期の売上高は社内計画を若干上回り、利益も計画を上回って推移していると説明している。
・売上高:470億8200万円(同3.6%減)
・営業利益:20億1400万円(同2億3800万円の損失計上)
・経常利益:18億9100万円(同5億0800万円の損失計上)
・最終利益:7億円(同34億7900万円の損失計上)
・EPS:19.81円
【通期計画に対する進捗率】
・売上高:23.9%
・営業利益:13.2%
・経常利益:25.1%
・最終利益:25.7%
会社情報
- 会社名
- ポールトゥウィンホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役会長 橘 民義/代表取締役社長 橘 鉄平
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高488億3700万円、営業損益2億3800万円の赤字、経常損益5億800万円の赤字、最終損益34億7900万円の赤字(2026年1月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3657




