ミクシィ、第2四半期はモバイル広告の低迷で経常益55%減…通期予想を下方修正・減益に

ミクシィ<2121>は、本日(11月2日)、第2四半期の連結業績を発表し、売上高60億8100万円(前年同期比1.2%減)、経常利益7億0800万円(同49.7%減)、四半期純利益3億4000万円(同52.5%減)だった。従来予想を下回る着地となった。     主力のソーシャルネット事業は、売上高56億2400万円(同3.0%減)、セグメント利益17億0100万円(同25.5%減)だった。mixiの各デバイスのインターフェイスを改善するとともに、ソーシャルページ「mixiページ」をオープンしたものの、震災の影響による広告クライアントの出稿抑制や、スマートフォンが普及していく中でのモバイル広告の出稿が減少したことが響いた。 また、Find Job !事業は、売上高4億5600万円(同29.1%増)、セグメント利益3億7800万円(同29.8%増)だった。Web系の求人情報に特化することで、他社との差別化を図ったことが奏功したとのこと。   ■2012年3月期の業績予想を下方修正 なお、3月通期業績予想を下方修正している。売上高130億円~140億円(前回予想150億円~163億円)、経常利益13億円~23億円(同33億円~37億円)、当期純利益5億円~11億円(同16億5000万円~19億円)とした。増収・増益を予想していたが、一転して減益となる見通しとなった。    

  同社では、修正の理由について、引き続きスマートフォンへの移行に伴い、上期以上にモバイル広告の厳しい状況が継続すると見込まれるため、としている。しかし、mixiアプリを中心とする課金収入の増加が見込まれる、としている。
株式会社MIXI
https://mixi.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社MIXI
設立
1997年11月
代表者
代表取締役社長 木村 弘毅
決算期
3月
直近業績
売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2121
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