
ブシロード<7803>は、新作モバイルゲーム『BanG Dream! Our Notes』の正式リリースに先駆け、クローズドβテストを実施した。
本作は、MyGO!!!!!、Ave Mujica、夢限大みゅーたいぷ、millsage、一家Dumb Rock!の5バンドが登場する新作リズムゲーム。今回、gamebizもクローズドβテストに参加できたので、確認できた内容をもとに『BanG Dream! Our Notes』のゲーム内容やプレイ感について紹介していく。
リズムゲームは『ガルパ』を踏襲…独自要素の「撃奏」は順位争いにも直結

リズムゲームパートの基本的なプレイ感は、『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』を踏襲したものになっている。
『ガルパ』をプレイしたことがある人であれば、ほとんど説明不要で遊べるはず。画面奥から流れてくるノーツにあわせて、タイミングよく画面をタップしていく形式で、通常のタップノーツのほか、線に沿って長押しするスライドノーツ、タイミングよく弾くフリックノーツも登場する。
フリックノーツについては、弾く方向が前後左右どこでも問題ないため、『ガルパ』と同じ感覚でプレイできました。既存のバンドリ!ファン、とくに『ガルパ』を遊んできた人にとっては、かなりスムーズに入っていけるリズムゲームパートだと思う。
また、オプション設定ではノーツ速度の変更も可能。自分のプレイしやすい速度に調整できるため、リズムゲームに慣れている人も、自分好みの設定で遊びやすい印象でした。
さらに、クローズドβテストの時点でアシストモードも実装されていた。筆者は『ガルパ』もそこそこプレイしていたが、楽曲レベル27あたりから指がついていかなくなる程度の腕前。このアシストモードの存在はかなりありがたく感じた。

本作独自の要素として、ライブ中に一定区間で「撃奏」が発生する。撃奏は、プレイヤー全員に共通のお題が与えられ、その条件に沿って順位を競うシステムだ。1楽曲中に3回発生し、通常のリズムゲームプレイに加えて、区間ごとの勝負が挟まる形になる。
クローズドβテスト時点で確認できた撃奏の種類は、JUST、COMBO、LUCKの3種類。JUSTは、「PERFECT」よりさらに精度の高い「JUST」判定の獲得数を競うもの。COMBOは、撃奏区間中の最大コンボ数を競う。LUCKは、ノーツの操作によってゲージを溜め、ランダムに抽選されるポイントの合計を競う内容になっていた。
この中で、特にプレイヤースキルが問われるのはJUSTだ。通常のPERFECTよりもさらに高い精度が求められるため、リズムゲームに慣れていても1位を取るのはなかなか難しい。一方で、COMBOは撃奏区間中にコンボをつなげることが重要で、LUCKはランダム要素も絡む。そのため、JUSTほど実力差がそのまま出るわけではなく、十分に上位を狙える余地がある。
各撃奏区間の順位に応じて、スコアには「撃奏ボーナス」が加算される。ここで上位に入るほどライブ全体の順位争いにも関わってくるため、単に楽曲を最後までプレイするだけでなく、要所で集中力を高めることが求められる。撃奏区間は逆転のきっかけにもなり得る、本作ならではの勝負どころと言えるだろう。

また、ライブ終了後にスコアの推移をタイムラインで確認できる点も面白い。どのタイミングで順位が動いたのかがわかるだけでなく、編成したメンバーごとのスコアも確認できる。特にプレイを始めたばかりの段階では、どのメンバーがスコアに貢献しているのかを把握するうえで、編成の参考にもなりそうだ。

メンバー編成やレベル上げの基礎知識

ライブに挑戦する際は、5人のメンバーを編成する。ここも『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』と同じ形式なので、『ガルパ』をプレイしたことがある人であればイメージしやすいはずだ。
編成画面では、5人のうち中央に配置したメンバーがリーダーになる。リーダーに設定したメンバーは、そのメンバーが持つリーダースキルを発動するため、どのメンバーを中央に置くかが重要になる。
単にレアリティや総合力の高いメンバーを並べるだけでなく、リーダースキルの効果にあわせて編成を組むことが、スコアを伸ばすうえでの基本になりそうだ。
また、メンバーとは別に「スナップ」も重要な要素となる。スナップは各メンバーに1枚ずつ装着できるもので、装着することでパラメータがアップする。
メンバーとスナップにはそれぞれタイプが設定されており、このタイプが一致すると、さらにパラメータが上昇する。まずはメンバーと同じタイプのスナップを装着することが、わかりやすい強化の第一歩と言える。
加えて、メンバーとスナップはそれぞれライブスキルや撃奏スキルを持っている。クローズドβテストでは、撃奏スキルとして「JUST数獲得量UP」が確認できた。これはJUST判定時の獲得量がアップする効果で、撃奏区間の順位やスコアに直結する要素だ。
そのため、編成を考える際は、単純なパラメータの高さだけでなく、リーダースキル、ライブスキル、撃奏スキルの内容まで確認することが重要に感じた。特に本作では撃奏区間がライブ全体の順位に影響するため、撃奏スキルを意識した編成が、スコアアップの鍵になりそうだ。

ライブで高いスコアを狙うには、編成だけでなくメンバーやスナップの育成も重要になる。メンバーとスナップはどちらもレベルを上げることができ、育成によってパラメータが上昇する。また、同じスナップを使用することで上限解放も可能だ。このあたりはスマートフォンゲームではおなじみのシステムで、プレイを重ねながら素材を集め、少しずつ戦力を伸ばしていく形になる。
それ以外にも、アイテムを集めてバンドアイテムのレベルを上げることもできる。これも『ガルパ』にもあったシステムで、例えばMyGO!!!!!のバンドアイテムを強化すれば、MyGO!!!!!メンバー全員のパラメータを少しずつ底上げできる。
特定のバンドを中心に編成する場合は、メンバー個別の育成だけでなく、バンドアイテムの強化も重要になるだろう。

また、メンバーを複数種類集めたり、アチーブメントを達成したりすることでキャラクターランクが上昇する。キャラクターランクを上げることでもパラメータボーナスを獲得できるため、推しキャラクターを集めて育てることが、そのまま戦力強化にもつながる仕組み。

さらに、特定の組み合わせでライブを行うと、キャラクター間の絆ランクが上がる。絆ランクを上げることで、ライブ中の掛け合いが解放されるのも嬉しい要素だ。
単にスコアを伸ばすための育成だけでなく、キャラクター同士の関係性や掛け合いを楽しむ要素も用意されており、長く遊ぶうえでのモチベーションになると思う。
シリーズファンが自然に受け止められる新作に

ここまで、リズムゲームパートや育成要素を中心に、『ガルパ』と共通する部分、そして本作ならではの要素を紹介してきた。
クローズドβテストをプレイした印象としては、良い意味で大きな変化球ではなく、シリーズファンであれば自然に受け止められる仕上がりになっていた。リズムゲームの基本は『ガルパ』を踏襲しつつ、「撃奏」によってライブ中の勝負どころを作り、メンバーやスナップ、バンドアイテムなどの育成要素によって、編成を考える楽しさも用意されている。
また、ストーリーや演出面も見逃せない。ストーリーパートはもちろん、メイン画面でもキャラクターをタップすることで新しい会話を楽しめるなど、キャラクターの言葉に触れる機会が多く用意されていた。
気がつけば、TVアニメ『BanG Dream! Ave Mujica』の放送から1年以上が経過している。再び彼女たちの物語に触れられること、そして彼女たちの言葉をゲームの中で受け取れることは、それだけでもファンにとって大きな価値があるはずだ。
©BanG Dream! Project ©FROMTOKYO ©Bushiroad
会社情報
- 会社名
- 株式会社ブシロード
- 設立
- 2007年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 木谷 高明
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高561億7500万円、営業利益48億6800万円、経常利益48億4400万円、最終利益34億1800万円(2025年6月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7803




