Unity、韓国・ソウルで開催中の「Unite Seoul」で次世代オーサリングプラットフォーム「Unity 7」の計画を発表

Unityは、本日(7月21日)、韓国・ソウルで開催中の「Unite Seoul」において、ゲームの開発、展開、成長のための次世代オーサリングプラットフォームである「Unity 7」の計画を発表した。

ゲーム開発は進化しており、クリエイターとコーディングエージェントから成るチームが、開発のあらゆる工程で肩を並べて作業している。「Unity 7」はそうした世界のために構築されており、開発者、アーティスト、プロデューサー、コーディングエージェントが開発ライフサイクル全体を通じて共に作業できる、オープンでコラボレーティブなプラットフォームとして設計されている。

「Unity 7」は、開発者がすでに使い慣れている AIツールと連携して動作し、アイデアからプレイアブルなゲームへの到達をこれまでにないスピードで実現するとともに、あらゆる規模のチームがゲームを開発し、収益化し、成長させることを支援する。

重要な点として、「Unity 7」への移行にあたり、「Unity 6」からの大掛かりなアップグレードは必要ない。再構築の必要も、新しい言語を学ぶ必要もなく、移行によって何かが壊れる心配はないという。

▼Unity社長兼CEO マット・ブロンバーグ氏コメント
「ゲーム開発は歴史上かつてないスピードで変化しています。未来は、最大のチームのものではなく、新しいテクノロジーを活用して独自のものを生み出し、オーディエンスを見つけられる者たちのものです。Unity 7はこの瞬間に応えるプラットフォームです」

「Unity 7」は、次の5つの柱を軸に構築されている。

・より高速な制作環境
CoreCLRを活用して刷新されたコアの上に構築された「Unity 7」は、開発パイプラインのあらゆる側面を高速化する。ほぼ瞬時に起動するPlay Mode、変更されたコードのみを対象とするドメインリロード、最大90%高速化されたシェーダービルドにより、開発者は創造的な作業の流れを維持できる。

・オープンでコラボレーティブなエコシステム
「Unity 7」は、制作プロセスをチーム全体に開放する。新しいCLIとパブリックAPIにより、アーティスト、プロデューサー、開発者は、フルエディタへのアクセスを必要とせずに、それぞれが使い慣れたツールからアセットの検証やビルドのプッシュ、コラボレーションを行えるようになる。また、無償で利用できるMCPにより、コーディングエージェントをUnityに直接接続できる。

・グラフィックスの飛躍的進化
Surface Cache GIによるリアルタイムのグローバルイルミネーションをはじめとする新たなレンダリング技術の進化により、あらゆるプラットフォームでより豊かで、よりリアルなライティングと視覚表現が可能になる。これはAIによるグラフィックス最適化にも一部支えられており、ハイエンドPCからモバイルデバイスまでスケーリングする。

・よりスマートな成長とマネタイズ
Unity AdsのAIエンジンであるUnity Vectorは、最適なプレイヤーと最適なゲームをマッチングすることで、オーディエンスの拡大を支援する。ネイティブのダイレクト・トゥ・コンシューマー(D2C)IAP、ノーコードのウェブショップ、統合カタログは、購入データを直接Vectorにフィードバックし、開発者がプレイヤーを見つけ、より柔軟にマネタイズし、販売を通じてより効率的に成長できるよう支援する。

・破壊的変更のないアップグレード
「Unity 7」は「Unity 6」のアーキテクチャを直接引き継ぐものとなる。アップグレードに際して再構築は一切不要であり、すべてのプロジェクト、スキル、コードはそのまま次世代へと引き継がれる。

なお、「Unity 7」は12月に早期ベータテストを開始し、正式リリースは2027年第1四半期を予定している。

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