コーエーテクモHD、ソーシャルゲームやゲームソフト好調で第2四半期は営業黒字に転換

コーエーテクモホールディングス<3635>が本日(11月7日)発表した第2四半期累計(4~9月期)の連結業績は、売上高136億3500万円(前年同期比23.2%増)、営業利益7億1200万円(前年同期16億5600万円の赤字)、経常利益8億8200万円(同10億9700万円の赤字)、四半期純利益4億1200万円(同5億7100万円の赤字)だった。第1四半期に続いて黒字転換に成功した。     同社では、急成長するオンライン・モバイル事業でソーシャルゲームが主力タイトルを中心に好調を維持するとともに、ゲームソフト事業でもリリースした各タイトルが堅調に推移したため、としている。コスト管理を進めたことで、主要経費は前年実績を下回るなど収益性の改善も進んだとのこと。 セグメント別の状況は以下のとおり。 ■ゲームソフト事業は、売上高89億0600万円(前年同期比43.6%増)、セグメント利益5億1400万円(同16億2300万円の赤字)だった。「Champion Jockey」を日本・欧州向けにリリースし、好評を博したほか「真・三國無双6 猛将伝」、「戦国無双3 Empires」、「真・三國無双6 Special」も好調だった。海外では「ガンダム無双3」を始めとする既発売タイトルのリピート販売が堅調だった。 ■オンライン・モバイル事業は、 売上高28億3500万円 (同57.2%増)、セグメント利益 5億2400万円(同1600万円の赤字)だった。ソーシャルゲーム事業では、主力タイトルである「100万人の信長の野望」うあ「100万人の三國志」が引き続き好調で、「100万人の戦国無双」も順調な立ち上がりとなった。 グローバル市場では、中国向けに「100万人の三國志」の配信をまもなく開始するほか、北米においても「My Monster Rancher」をリリースする予定。 このほか、メディア・ライツ事業が 売上高 5億900万円(同31.4%減)、セグメント損失 1億9100万円(同3800万円の黒字)、SP事業が売上高5億6300万円(同20.3%減)、セグメント利益1億9500万円(同22.6%減)、アミューズメント施設運営事業が売上高9億5200万円(同39.4%減)、セグメント利益9300万円(同31.6%減)だった。   ■2012年3月期の見通し 2012年3月期は、売上高350億円(前期比9.1%増)、営業利益50億円(同51.3%増)、経常利益65億円(同35.8%増)、当期純利益36億円(同31.3%増)を見込む。従来予想からは変更なし。  
株式会社コーエーテクモゲームス
https://www.gamecity.ne.jp/

会社情報

会社名
株式会社コーエーテクモゲームス
設立
1978年7月
代表者
代表取締役会長(CEO) 襟川 陽一/代表取締役社長(COO) 鯉沼 久史
決算期
3月
直近業績
売上高681億700万円、経常利益341億6600万円、最終利益268億5200万円(2023年3月期)
上場区分
非上場
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