コーエーテクモホールディング<3635>がこの日(11月7日)に発表した第2四半期累計の連結業績で、ソーシャルゲームを中心とするオンライン・モバイル事業の売上高は28億3500万円 (同57.2%増)、セグメント利益 5億2400万円(同1600万円の赤字)だった。
第1四半期(4~6月期)に発表した同セグメントの売上高は14億0400万円、セグメント利益2億8400万円だったため、第2四半期(7~9月期)の売上高は14億3100万円、セグメント利益は2億4000万円となる。前四半期の実績と比較すると、売上高1.9%増、セグメント利益15.4%減となり、売上高がほぼ横ばい、セグメント利益が減益となった。
また、各会計期間における月次ベースでの売上高・セグメント利益を見ると、第1四半期が売上高4億6800万円、セグメント利益9400万円で、第2四半期が売上高4億7700万円、セグメント利益8000万円だった。
上場ソーシャルゲーム各社のQonQ(四半期と四半期の比較)ベースでの業績をみると、四半期ベースで収益を伸ばしている会社と、横ばいにとどまる会社とに大きく分かれているように思われる。ただ、コーエーテクモについては、PCオンラインゲームの数字も含まれているため、詳細については決算説明会資料を待ちたいところである。
会社情報
- 会社名
- 株式会社コーエーテクモゲームス
- 設立
- 1978年7月
- 代表者
- 代表取締役会長(CEO) 襟川 陽一/代表取締役社長(COO) 鯉沼 久史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高681億700万円、経常利益341億6600万円、最終利益268億5200万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 非上場