ファンコミュニケーションズ、第3四半期はアフィリエイトサービス好調で営業益13億円に到達

ファンコミュニケーションズ<2461>がこの日(11月8日)発表した第3四半期累計(1~9月期)の連結業績は、売上高78億2700万円(前年同期比24.0%増)、営業利益13億2400万円(同34.4%増)、経常利益13億7400万円(同28.0%増)、四半期純利益7億8900万円(同22.1%増)だった。前年同期は単独決算だったため、前年同期との比較はあくまで参考である。     同社では、主力のアフィリエイト広告サービス「エーハチネット」で広告主の費用対効果を高めるためのコンサルティングが奏功して伸びたほか、モバイル向けのカテゴリマッチ型広告サービス「アドカボ」、スマートフォン向け広告サービス「ネンド」が好調だったようだ。スマートフォン向け音楽再生アプリ「リリカ」はアプリダウンロード数の伸びに伴い、純広告の売上も伸びた模様。ただ、「モバハチネット」については、売り上げの伸び率は鈍化しているとのこと。     2011年12月期は、売上高106億円(前期比21.5%増)、営業利益16億8000万円(同17.5%増)、経常利益17億4000万円(同16.0%増)、当期純利益9億6000万円(同6.1%増)を見込む。前期は単独決算だったため、前期との比較は参考値。