【レポート】ブシロード、バンドリ!プロジェクト最新作『バンドリ!アワーノーツ』先行体験会で語られた新たなリズムゲームの形と新バンドが織り成す魅惑のストーリー

稲葉智秋 gamebiz編集者
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ブシロード<7803>は、バンドリ!プロジェクトがおくる新作リズムゲーム『BanG Dream! Our Notes』(以下、『アワーノーツ』)のリリースに先駆けたメディア向け先行体験会を開催した。

先行体験会にはバンドリ!プロジェクト総合プロデューサーであるブシロードの根本氏、そして『アワーノーツ』の開発を手掛けるフロムトーキョーの森川代表、開発ディレクターの橋本氏、アートディレクター/キャラクターデザイナー担当の信澤氏が出席。『アワーノーツ』の魅力や遊び方をメディアに向けて発信した。


▲総合プロデューサーの根本氏(左)とフロムトーキョー代表の森川氏(右)


▲開発ディレクターの橋本氏(左)とアートディレクター/キャラクターデザイナーの信澤氏(右)

◆バンドリ!プロジェクトが仕掛ける新たなリズムゲーム

ここからは『アワーノーツ』に携わるキーマンが語った作品の魅力や遊び方について紹介する。

プロジェクト概要

冒頭、森川氏は「9月24日を予定しております」と先日の生配信番組で解禁となった『アワーノーツ』のリリース日について改めて触れつつ、本作の概要を説明。まずジャンルについて「今作の特徴である最大5人で遊べる対戦型リズムゲームを新しい遊び方として定義して“撃奏リズム×アドベンチャー”と銘打った」(森川)とのこと。

ちなみに『アワーノーツ』は国内のみならず、英語、簡体字、繁体字、韓国語に言語対応しておりグローバルでの同時配信を予定。海外展開のパブリッシャーをbilibiliが務める。2026年9月4日時点で事前登録者数はグローバル150万人を達成しており「中国をはじめ海外でも人気のある『バンドリ!』というIPの新作として、良い形でスタートできると思います」と根本氏も手応えを感じているようだ。

全5バンド・25人が描く新たな物語

バンドリ!と言えば魅力的なキャラクター、そして彼女たちが結成するバンドが特徴のひとつ。

森川氏曰く『アワーノーツ』には「BanG Dream! It's MyGO!!!!!」、「BanG Dream! Ave Mujica」、「バンドリ! ゆめ∞みた」に登場した3バンドに加え、「millsage(ミルサージュ)」「一家Dumb Rock!(いっかだんらん)」が新たに登場。全5バンド・25人による新しいバンドリ!の物語が描かれるとのこと。

バンドリ!というIPは魅力的なキャラクター表現と、誰もが知る曲にのせてみんなで遊べる体験を9.5周年を迎える『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』で一番最初に表現した。そして『アワーノーツ』は、その楽しさをそのままにしながらも、「BanG Dream! It's MyGO!!!!!」以降のキャラクターの描き方、高いドラマ性やリアルな人間関係の描写といった表現制作に重きを置いた作品になっているそうだ。

通常、リズムゲームは『ガルパ』など“みんなで協力して遊ぶ体験”が実装されているもの。しかし「MyGO!!!!!」と「Ave Mujica」という2つのバンドが「みんなで仲良くするより、それぞれの道を進んでいく」という世界観がドラマの中でも描かれていることもあり、『アワーノーツ』では「5バンドがそれぞれの道を行くというコンセプトのもと、協力よりも対戦・競い合いにスポットを当てたリズムゲームです」と森川氏。「育成したバンドとプレイヤースキルで競い合う新しい体験を世界中のバンドリ!ファンはもちろん、離れてしまったお客様やこれからバンドリ!と出会うお客様にもお届けできればと思いながら開発を進めております」と語った。

新たに登場する2組のバンド

前述の通り『アワーノーツ』には5バンドが登場する。「MyGO!!!!!」「Ave Mujica」「夢限大みゅーたいぷ」はバンドリ!ファンの間では周知のバンドなので割愛させてもらい、ここでは新たに加わる「millsage」「一家Dumb Rock!」にスポットを当てよう。


▲割愛すると言ったが初公開のビジュアルとのことなので紹介しておこう。こちらは9月10日放送のアニメ「バンドリ! ゆめ∞みた」の最終回で解禁された「夢限大みゅーたいぷ」のステージ衣装。『アワーノーツ』ではその衣装が初期実装されるそうだ。

まずは「millsage」について。

“両手いっぱいの幸せを、あなたに。”というキャッチがつけられた、Key.&Vo.汐見蛍による天才的な歌唱と演奏が主軸のバンドで、一度しかない人生の中、幸せと祝福がありますように――と願いを込めて、彼女たちは今日も音楽を奏で続ける。

森川氏は「白を基調にした衣装だったり、幸せ・ハッピーエンドといった言葉を意識して作りました。表向きは柔らかく綺麗な表現でありながらも、その核には重いものだったり厳しさを内包している“明るい闇”というものをコンセプトにしているバンドです」と「millsage」の世界観について説明。そして「時には矛盾を抱えたり、間違った行動をしながら進んでいくんですけど、そこが今の10代のリアルと我々は捉えています。そんな未熟で不器用な子たちが、なかなか答えを見つけられない中で問題に向き合っていく、というところをメンバーたちと一緒にプレイヤーの皆さんに考えていただけたら嬉しいです。人生の主役になる生き方が難しい世の中で、それでも何者かになりたいと願う子たちもいる。そんな気持ちをアピールすることを恐れずに生きていけるといいな、という願いを込めてシナリオを書いております」と、「millsage」の注目ポイントを紹介した。

ちなみに「millsage」のキャラクターデザインについて信澤氏は「インパクトのある既存の3バンドが存在し、かつ他作品でもこういうコンテンツがたくさんリリースされている中で、新しいキャラクターを覚えてもらう、印象に残してもらえるように伝えるのがキャラクターデザインの役割」と前置きしつつ、「パッと見は白を基調とした明るい雰囲気ですが、黒をアクセントにすることで綺麗だけど不穏そうというものが伝えられるように意識しました」とのことだ。

もうひとつの新バンドである「一家Dumb Rock!」。

生活の苦難を爆音でかき消すファンキー&グルーヴィーなサウンドが特徴でツインボーカル編成。背景も性格もバラバラな5人のファミリーがピースであるためにライブをする同バンドのキャッチコピーは“始めようか、マイ・ファミリー!”だ。

「明るく楽しそうな、ビタミンを感じるようなデザインになってます」と森川氏が話すように、「一家Dumb Rock!」は「millsage」とは対照的な雰囲気のバンド。縁あってひとつの学生寮に集まってバンドを結成し、生活を共にする。それぞれ家庭の問題、生き方の問題を抱えた子たちだが「本当の家族、血縁だけじゃない家族という形があってもいいのではないか、というところで彼女たちと向き合っていくといいのかなというふうに思っています」(森川)

また、ガールズバンドでは初の共同生活をするバンドということで「生まれ育った家庭環境に何かしらの問題を抱える子たちが安心して暮らせる場所を作っていくファミリーを、パワフル&コミカルに振り切って描いています」と森川氏はストーリーのコンセプトについて明かした。

「一家Dumb Rock!」のキャラクターデザインはどのようなこだわりがあるのだろうか?  

今回、「MyGO!!!!!」や「Ave Mujica」がいることで、「よりシリアスなトーンでバンドをデザインしたほうが統一感がある」と信澤氏。「millsage」に関しては、あえてその延長上で考えたため比較的描きやすかったそうだ。しかし5バンド目の「一家Dumb Rock!」も同じようにデザインすると目立たない。そこで信澤氏は「埋もれない5バンド目、他の4バンドと並んでも違和感がないバランスを考えて工夫しながらデザインした」とのことだ。

なお、このバンド紹介パートで根本氏が楽器について言及。プロジェクト立ち上げ当初、実在のものをモデルにしている楽器はありつつも「少し形や色を変えたりして、あくまでも『ガルパ』の中に出てくるバンドが使っているという意味で楽器をデザインしていました」とのことだが、「『アワーノーツ』は最初から各メーカーさん、各ブランドさんと契約を結んだ」(根本)そうで、「ブシロードミュージックの音楽プロデューサーに、それぞれのバンドの音楽ジャンルに合わせた音色を出せる楽器メーカーさんとの調整を行ってもらいました」と、楽器に対してもこだわりを覗かせた。

新しい遊び方の提案“撃奏ライブ”

続いては『アワーノーツ』の主軸となるリズムゲームについて。まず森川氏は下記のモードがあると紹介した。

・エンジョイモード(MVモード)⇒ MV映像で世界観に浸りながらリズムゲームを楽しむモード。爽快感を求める人向け。
・集中モード(軽量モード)⇒ 演出を抑えている。音ゲーマーがリズムゲームに集中できる遊びやすさを追求した軽く手触りの良いモード。

そして今回力を入れているというLive2Dモード。森川氏曰く「3Dなのか2Dなのか、どっちなんだろうと思うレベルで動くLive2Dです。各キャラクターの出演は、MVのキャラクターの動きや、キャストの皆さんのパフォーマンスを参考にしながらキャラクターのモデリング、モーションにこだわって作られたLive2Dの動きが楽しめるモードになっている」そうだ。

加えてステージのセットについても「実際にバンドの各ライブのステージ構成を見せていただき、それを参考にライティングの組み方、照明やスピーカーのつけ方などを落とし込んだりと演出にもこだわっています。バンドリ!のライブを実際に現地で観ているかのような体験というものをコンセプトにしています」(森川)と説明した。

前出のバンド紹介パートで森川氏が「協力よりも対戦・競い合いにスポットを当てたリズムゲーム」と口にしたように、『アワーノーツ』は各バンドがそれぞれの道を行くという世界観を大切にしながらも、みんなで仲良く1つのゴールに向かうというよりも競い合う体験を届けることに注力している。その体験を表現すべく、新たな遊び方として“撃奏ライブ”というモードを取り入れたとのこと。

森川氏は「対戦型リズムゲームに向き合った時に、単純にプレイスキルで競い合ったり、あるいはみんなでワイワイ楽しんだりと、色々な遊び方がある中で、あくまでメンバーを育てて競い合うという点で考えたときに辿り着いたひとつの遊び方の答えでした」と、撃奏ライブ採用の背景について語った。

ちなみに撃奏ライブは最大5人で遊べる、パーティ感覚で楽しむリズムゲーム体験。コンボ数で競うCOMBO撃奏、運とスキルで競うLUCK撃奏、正確さで競い合うJUST撃奏というライブ中に発生する3つの撃奏区間で、プレイヤーはスコアの大量獲得を目指すことになるという。

競い合うことがメインの撃奏ライブではあるものの「プレイヤー同士がギスギスして、もう遊びたくないと思わせるような状況になっては元も子もないので、楽しくワイワイ遊べるみ体験はしっかり残したいなと思ってます」と、パーティー感覚で遊べる雰囲気はゲームの中で大事にして残していると森川氏は補足した。

その他、リズムゲームでよくあるオートモードとは異なるアシストモードを実装。こちらは音ゲーが苦手な人でも楽しめる遊び方について向き合った末に生まれたモードとのこと。「音ゲーのオートモードって見てるだけで遊びとしてはどうなんだろうと感じていました。その点、アシストモードは遊んでいるうちにだんだん上手くなれますし、音ゲーのプレイスキルにあわせてアシストの強度を変えられるので、自身の腕前に合わせてアシストの強弱をつけながら、徐々に音ゲーが上手くなっていることを実感してもらえたら嬉しいです」(森川)

ここで森川氏から「リズムゲームに関してこだわったポイントは?」と振られた開発ディレクターの橋本氏。『ガルパ』をはじめ良質な作品が数多くあるリズムゲーム市場にあって、「改めて『アワーノーツ』で勝負していくというところに非常の多くの点に力を入れています」とその思いを語り、「今作はオリジナル楽曲もカバー曲も素敵な曲がたくさん揃っています。『アワーノーツ』をお客様に遊んでいただいて“リズムゲームってやっぱり楽しい”というものをお伝えしたいです」(橋本)と続けた。

橋本氏によるとアシストモードだけではなくノーツ判定についてもこだわっているようで「通常のノーツの判定がかなり触りやすくて気持ちよくなっています。お客様がより直感的にプレイできて、しっかりフィードバックとして返ってくるという体験を心がけて作らせていただきました」と、細部にまで力を入れて開発に取り組んだという。

その他のポイント

『アワーノーツ』はストーリーパートに非常に力を入れて作られており、テレビアニメでおなじみのシーンもあれば、新たに制作されたアニメシーンも多数用意されているそうだ。

ストーリーに関して、ログも含めて全キャラクターがフルボイス。見ているだけで、聴いているだけで物語が分かるようなになっているとのこと。初期段階でバンドストーリーは約24時間(発生したストーリーも含めると約27時間)と近年稀に見るボリュームで実装されるという。また、プレイ時間があまり取れない人にも最後まで楽しんでもらいたいという思いから、ストーリーを途中で中断しても復帰できる機能も。

「触れておきたいポイントがあります」と森川氏が紹介したのが、アナザーストーリーと絆ストーリー。

アナザーストーリーに関しては、それぞれのバンドストーリーの中では基本的にテレビシリーズであった話が描かれているが、アニメの中で描かれなかったシーンや、アニメの中で各メンバーが何を思ってどう行動したのかが深掘りされている。アニメの中では描き切れない裏側の心情、行動原理に触れることができるようだ。

そして絆ストーリー。こちらは「バンドリ!はメンバー同士の関係性を大事にしているIPですが、その関係性の中で“あの2人だけの空間”だからこそ起きるお話だったりを描いておりますので、ぜひ見届けてほしいですね」(森川)とのこと。

『アワーノーツ』ではバンド編成にセットする「メンバー」とメンバーにセットする「スナップ」という2種類のカードが存在する。

アートディレクター/キャラクターデザイナー担当の信澤氏はメンバーイラストについて聞かれ、「『ガルパ』では横画面でイラストが描かれていますが、今回のイラストは縦型です。とはいえゲームは横画面なので奇妙に感じられるかもしれませんが、メンバーイラストはキャラクターをしっかり見せるために縦にしています」と説明。

シナリオのワンシーンを切り取ったようなスナップに関しては「こういう絵って本当に色々なゲームで出てくるので、当然パッと見で可愛い、綺麗なイラストにしようとはすごく意識してるんですけれども、スナップはシナリオの1シーンを切り取っていることが多いので、特にキャラクターの心情がパッとわかる分かるというデザインを何よりも重視して描いています」(信澤) 

イマーシブホームという要素も『アワーノーツ』の特徴だと森川氏。こちらはシナリオを読み進めることで開放されるもので、各バンドのそれぞれ集まっている場所(カフェや屋上、家の中、スタジオなど)が動くイラストとしてホーム画面に表示される。「これまでは素材にするには切り取りにくかった決めの一瞬じゃない日常の瞬間からバンドリ!のキャラクター、世界観の魅力に触れていただければと思って制作しております」(森川)。

イマーシブホーム上のメンバーを触ると会話が始まり、シナリオの展開に合わせてイマーシブホームが変わってくるため、こういうバンドストーリーだからこのシーンが開放された、ということが理解できる作りになっているそうだ。ちなみに初期は全36シーンを実装しているとのこと。

さらにアウトゲームとしてスタジオ練習を実装しているという。こちらはいわゆる放置機能というような形になっていて、各バンドがそれぞれの場所で練習することによって得られたものをプレイヤーが回収できる仕組みだ。

「リズムゲームって1回のプレイでそう長く遊べるジャンルではないですし、プレイできる環境も限られている場合もあります。仕事や授業などを終えられたあとにログインしていただくきっかけになればという機能です」と森川氏はスタジオ練習実装の背景について説明した。


▲ライブの中で使われていた演奏モーションをLive2Dで表現。各バンド、メンバーに合わて見ることができる。メンバーが演奏している楽曲はスタジオ練習用に編集、加工。その空間の中でフルサイズで実装された楽曲が流れる機能になっているようだ。

◆『アワーノーツ』先行体験

開発陣によるタイトル紹介が終わり、リリース前の『アワーノーツ』に一足早く触れられる先行体験会の時間となった。ひとまずひとりでじっくり遊べるフリーライブでリズムゲームに挑戦してみよう。

筆者は趣味で『UNI'S ●N AIR』、仕事で『Tokyo 7th シ●ターズ』と、リズムゲーム自体のプレイ経験はある。しかしながら、如何せん筆者は40代後半の身。動体視力、反射神経、リズム感、脳から指先に指令を送る回線的な速度などなどが著しく低下。衰えのバラエティーパック、はたまたアンハッピーセットな状態と言わざるを得ない。

正直リズムゲームを上手くプレイできる自信はなかったが、案の定である。数回チャレンジしてみたものの「COMBOってドッグフード・キャットフードのブランドですか?」と問いたくなるほどCOMBOは繋がらず。アシストモードがあるとはいえ、それでも結果は振るわなかった。筆者のようなリズム感皆無の中年相手では、さすがのアシストモードもアシストを諦めたんだなと感じざるを得ない。

※ただただ筆者が下手なだけで『アワーノーツ』はリズムゲームの難易度設定も、アシストモードもちゃんとしています。

よしっ!  リズムゲームの感想については他メディアの皆さんに任せよう。バンドリ!と言えばやっぱりストーリーだよね。そんな具合にリズムゲームからストーリーを楽しむ方向に舵を切ってはみたが、じつを言うと筆者はバンドリ!についての知識に乏しい(ガールズバンド=プリンセス プリンセスの世代)

「BanG Dream! It's MyGO!!!!!」、「BanG Dream! Ave Mujica」、「バンドリ! ゆめ∞みた」に登場した3バンドのストーリーを知ったかぶりで語ろうものならファンの皆様、なによりもゲームビズの親会社であるブシロードのお偉いさんに𠮟られること必至。この歳でシンプルに怒られるのは嫌なんだ。

完全に詰んだと思いきや、この窮地を脱するわずかな光明が。『アワーノーツ』で初登場となる新バンドだ。新バンドのストーリーなら全員知識がフラットな状態なんだから、バンド&ストーリーの魅力について筆者がある程度触れても許されそう。

というわけで、まずは新バンド「millsage」のバンドストーリーを拝見してみた。

冒頭、millsageのKey.&Vo.汐見蛍の幼少期のエピソードが流れる。蛍は子どもの頃からピアノコンクールで優秀な成績を収めていて“楽壇の天使”という異名を持つほどの音楽の天才のようだ。ピュアで感受性豊かな心優しき彼女だが、通っているピアノ教室の仲間からその才能を疎まれてしまい、音楽から距離を置いてしまった。あぁ、なんて可哀想な蛍。マジで人間の妬み、嫉みはくだらない。

なんだかおじさん、早くも蛍に感情移入してしまってこの時点で泣くとまではいかないけど、気持ちがブルーになっちゃったよ。この歳になるとわかるけど、悲しい雰囲気の映画とかを観ると心がさ、やっぱつれぇわ。

過去のトラウマに縛られたまま大きくなった蛍はその後どうなっていくのだろう?  おじさんは心配です。「millsage」のバンドストーリーの雰囲気が明るくなっていくのか現段階ではわからないけれど、“明るい闇”がコンセプトってことで、油断するとまた心がやられるかも。でも先のストーリー展開が気になることだけは間違いない!

ブルーになる物語は筆者自身の人生だけで十分ということで、もう1組の「一家Dumb Rock!」のバンドストーリーを読んでみようかね。

“ビタミンを感じるようなデザイン”って説明があったように、ぱっと見はかなり明るそうな雰囲気。

「同じ家で寝て、起きて、ご飯を食べる。それがファミリー。ファミリーがいれば人生最高」というばーちゃんの言葉に感化され、「ファミリーの真髄はバンドにあり」という謎理論を展開するGt.&Vo.須賀蕾叶。ストーリー冒頭は、そんな蕾叶と学生寮“ピースミカ”で共同生活をおくるBa.矢倉蓬咲、Dr.梅里ちえりが、喧嘩じゃないけどわちゃわちゃしているシーンが描かれていた。これは筆者の期待通り、かなり明るい雰囲気である。皆さんも筆者くらいの年齢になるとわかると思うが、家族(親、兄弟、犬や猫など)ってのは本当にかけがえのない存在だぞ。

さてストーリーだが上記の3人に加えて、不動産で学生寮を探しているGt.&Vo.馬橋心玖も合流することになるが、彼女は1人で生きたいと思っており、何やら家庭の事情も複雑そうなアンチファミリー系女子。そんな心玖が学生寮“ピースミカ”で蕾叶たちとひとつの屋根の下でファミリーになることができるのだろうか?  millsageは対照的な一家Dumb Rock!のバンドストーリーもどうなっていくのか、目が離せない!

このように、リズムゲームが苦手だという人でも『アワーノーツ』は物語という側面から楽しむこともできるので、今回登場する5バンド・25キャラクターの中から推しを見つけて、そのストーリーにどっぷり浸ってほしい。

(C)BanG Dream! Project (C)FROMTOKYO (C)Bushiroad
※記事内のゲーム画面は開発中のものです。

◆『アワーノーツ』関連サイト

▼公式サイト
https://bang-dream.com

▼公式X
https://x.com/bang_dream_info

▼公式Instagram
https://www.instagram.com/bang_dream_official_/

▼公式TikTok
https://www.tiktok.com/@bangdream_music

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株式会社ブシロード
https://bushiroad.com/
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会社情報

会社名
株式会社ブシロード
設立
2007年5月
代表者
代表取締役社長 木谷 高明
決算期
6月
直近業績
売上高561億7500万円、営業利益48億6800万円、経常利益48億4400万円、最終利益34億1800万円(2025年6月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
7803
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