アラヤ、脳波で本音を覗くアドベンチャーゲームなど生体信号を活用したタイトルを東京ゲームショウ2026に複数出展

アラヤは、「東京ゲームショウ2026」の「オールアクセシビリティコーナー」に出展し、生体信号を入力に使用したゲーム3作品と簡易型脳波計測デバイス「NeuDots」を展示することを発表した。本イベントの開催期間は2026年9月17日開始となる。

今回の出展は、科学技術振興機構 ムーンショット型研究開発事業 目標1 金井プロジェクト「Internet of Brains」(IoB)の一環として展開する。ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)技術と身体計測技術の活用により、プレイヤーの脳波や身体状態を反映し、誰もが新たな土俵で味わう体験の提示および事業化を目指す。

アドベンチャーゲーム『カイソータクシー』は、深夜のタクシー車内を舞台に、後部座席に乗る乗客の本音を脳波と顔の向きで汲み取り、目的地へ導く作品である。赤信号の際に目を閉じることで特定の脳波を検出し、ノイズの奥から乗客の内なる声を浮き彫りにする。暗がりの車内では、顔の向きでカーソルを動かす「顔コントローラー」を用いてバックミラー越しに乗客を探る。収集した言葉を会話に反映し、送り届ける場所によって結末が変化する。

 

アクションゲーム『NeuroWizards』は、TGS2025での展示から大幅な進化を遂げて登場する。魔法使いが目を閉じて意識を研ぎ澄ませてから魔力を放つ体験を脳波で再現する。プレイヤーは後方に控える魔法使いとなり、特定の脳波を強く出すことで魔力を充填し、味方の支援や強力な攻撃魔法の打撃を行う。今年は顔の向きで照準を定める「顔コントローラー」を搭載し、コントローラーなしでの操作を可能とした。表情や瞬きがキャラクターへのコマンドとなるほか、ステージ拡張により没入感を向上させている。さらに、耳まわりの脳波計から無声の呪文を読み取る『NeuroWizards 言語デコード版』のデモンストレーションも実験的に初公開する。

 

『無心Capsule』×『Neu World』は、脳波・画像認識・エッジAIを組み合わせ、「邪念を捨てて無心で回すと良いものが出る」というガチャの伝承を形にした体験型展示である。筐体の前で手を合わせると、カメラが姿勢を、脳波計がα波を解析し、双方の条件が揃った際のみカプセルを排出する。IoBから生まれた「脳×SF」プロジェクト『Neu World』とのコラボレーションにより、オリジナルデザインのアイテムをカプセル内に用意する。

 

基盤技術となる簡易脳波計測デバイス「NeuDots」のデモ展示も行う。手のひらサイズの本体と肌に貼る数枚の電極パッドへ小型化を図り、PCやモバイル端末へ接続するのみで脳波を取得できる構成を目指す。脳波を日常的な入力デバイスへ近づけ、開発者が自由に扱える環境を広げていく。

 

■関連サイト

▼Internet of Brains WEBサイト
https://neu-world.link/

▼アラヤ WEBサイト
https://www.araya.org/

 

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