テンダ、1Q(6~8月)決算は売上高2%減、営業益56%減に 一部事業における新規案件の失注、受注・開始時期の後ろ倒し、開発の遅延などが発生

テンダ<4198>は、10月13日、2027年5月期の第1四半期累計(6~8月)の連結決算を発表、一部事業における新規案件の失注、受注・開始時期の後ろ倒し、開発の遅延などが生じ、グループ全体として減収減益となった。

■第1四半期決算実績

売上高12億3300万円(前年同期比2.6%減)
営業利益300万円(同56.3%減)
経常利益700万円(同45.5%減)
最終損益2100万円の赤字(前年同期1600万円の赤字)

■各セグメントごとの状況

①DXソリューション事業 売上高7億6600万円(前年同期比4.9%増)、セグメント利益1億2900万円(同6.3%減)
業務改革および業務自動化に関する提案、新規顧客の開拓並びにアライアンスを通じた案件創出に取り組んだ。また、業務プロセス改革を起点とする提案に加え、生成AIを活用した開発工程の効率化に向けた取り組みも進めた。

今後は、案件遂行体制の再構築を優先し、受注段階での要件・工数・採算の確認と、開発段階での進捗・品質管理の連携を強化していく。特に、仕様変更や追加対応に伴う工数の増加を早期に把握し、顧客との認識合わせや契約条件への適切な反映を図ることで、案件の安定遂行と採算確保を進めていく。

②Techwiseコンサルティング事業 売上高2億4000万円(同0.7%減)、セグメント利益3000万円(同45.6%減)
SharePoint移行・構築、Notes移行などの既存領域に加え、インフラ、BI、Microsoft Fabricを含むデータ基盤及びAI活用領域への対応を進めた。

Microsoft製品の導入支援をはじめとするコンサルティング領域は堅調に推移したものの、主力製品であるDojoシリーズにおいて、新規案件の創出不足、失注および受注時期の後ろ倒しなおが発生し、大幅な減益の要因となった。

今後は、既存顧客との取引拡大と新規案件の獲得に向けて、サービスごとの強みと対象顧客を明確にし、提案の精度を高めていく。商談については、顧客の予算、導入時期、意思決定状況および競合状況を踏まえて受注確度を検証し、案件の後ろ倒しや失注による影響を早期に把握するとともに、代替案件の創出と要員配置の調整を進めていく。

③ゲームコンテンツ事業 売上高2億2700万円(同22.6%減)、セグメント利益100万円(同53.5%減)
コンシューマーゲーム領域で、前連結会計年度からの営業活動やドット制作案件の強化を進め、重要顧客への継続的な提案及び受託案件の獲得に取り組んだ。また、自社タイトルの企画・開発を進めた。

オンラインゲーム領域において前期にリリースした既存タイトルの売上が減少したことに加え、受託案件の獲得、自社タイトルの開発および人材採用の遅れなどが生じたことから、減収減益となった。このため、受注時期と開発体制の整合を図り、要員の稼働を安定させるとともに、開発期間や追加工数を適切に管理することが、収益回復に向けた課題となっている。

今後は、重要顧客との継続取引及び受託案件の確保を優先し、案件の開始・終了時期と必要な技能を踏まえた人員配置を進めていく。受注見通しと開発体制を一体で管理することで、案件間の稼働の空白や特定案件への負荷集中を抑え、品質の維持と生産性の向上を図る。また、既存顧客への提案を深めるとともに、開発・制作実績を活用した新規顧客の開拓を進め、受注基盤の強化に取り組んでいく。

■通期業績予想は変更なし

2027年5月期通期の連結業績予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。

売上高54億円(前期比5.2%増)
営業利益3億円(同80.9%増)
経常利益2億9800万円(同61.7%増)
最終利益8000万円(同320.8%増)

株式会社テンダ
https://www.tenda.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社テンダ
設立
1995年6月
代表者
代表取締役会長兼社長CEO 薗部 晃
決算期
5月
直近業績
売上高55億7400万円、営業利益4億2800万円、経常利益4億4100万円、最終利益2億5700万円(2025年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4198
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