11月26日付の日本経済新聞朝刊は、バンダイナムコHD<7832>の2012年3月期のコンテンツ事業の営業利益が前期比3.4倍の105億円程度になる見通しと報じている。同事業は、ゲームソフト販売が主力。
報道によれば、制作費が比較的安く、ユーザーのニーズに素早く対応したソフトの国内販売を重視する効果が出ることに加え、海外での大型新作タイトル数を減らすことも収益に寄与する、とのこと。
人気アイドルグループ「AKB48」を題材としたゲームソフトが想定を上回って推移するなど、中型のヒットが相次いでいるという。ゲームソフトの販売本数は、グループ全体で3%増の2150万本だが、国内に限れば11%増となる。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832