クラウドゲート、第3四半期決算は経常損益6700万円の赤字

クラウドゲート<2140>が12月14日に発表した第3四半期(1~9月期)の決算は、売上高2億9100万円(前年同期比24.7%減)、経常損益6700万円の赤字(前年同期6900万円の赤字)、四半期純損益7000万円の赤字(同7300万円の赤字)だった。     札幌オフィスの法人制作部署を東京本社へ移し、クライアントのニーズに合ったコンテンツが迅速かつ大量に制作できる体制に移行するとともに、コンシューマー向けではオンラインゲームの第9作目となる「エリュシオン」をリリースし、同時運営のタイトルが3本となった。モバイルコンテンツの協業型案件の減少などに伴う売り上げの減少に加え、インフラ整備費が発生したため、としている。   ■2011年12月期の見通し 2011年12月期は、売上高4億6000万円(前期比9.2%減)、経常損益1億0100万円の赤字(前期1億1100万円の赤字)、当期純損益1億0400万円の赤字(同1億5900万円の赤字)を見込む。     過去の取引で不適切な会計処理による過年度の有価証券報告書等と四半期報告書の訂正報告書を提出すため、課徴金など損失が発生する可能性がある、としている。また、この影響が不確実であるため、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められるため、四半期報告書と決算短信に継続企業の前提に関する注記を行ったとのこと。