アクロディア、EC事業急伸し第1四半期の営業赤字幅が縮小…ミドルウェア事業の縮小をカバー

アクロディア<3823>の第1四半期(9月-11月期)の連結は、売上高6億5100万円(前年同期比28.7%増)、営業損益1億2500万円の赤字(前年同期1億6200万円の赤字)、経常損益2億1900万円の赤字(同1億8800万円の赤字)、四半期純損益1億8600万円の赤字(同2億4400万円の赤字)だった。EC支援事業が好調に推移しあっため、営業損益の赤字は大幅に縮小した。     フィーチャフォン向けのミドルウェアの売り上げが減少したものの、EC支援事業が売上高504%増・黒字転換と好調に推移したことで相州を確保した。しかし、スマートフォン向けサービス拡充による運営コストなどで販売目的ソフトウェア資産の減価償却費やその他固定費の負担が大きかったため、引き続き営業赤字となった。また、持分法適用会社GMOゲームセンターで展開している「Gゲー」がまだ資段階であるため、持分法による投資損失9900万円も計上している。   ■2012年8月期の見通し 2012年8月期は、売上高31億4600万円(前期比45.2%増)、営業損益1億3600万円の赤字(前期6億1800万円の赤字)、経常損益4億7700万円の赤字(同6億8400万円の赤字)、当期純損益4億8500万円の赤字(同8億0400万円の赤字)を見込む。