ヤフー<4689>がこの日(1月25日)に発表した第3四半期の連結業績は、売上高2.6%増、営業利益3.4%増と増収増益で着地した。
同社によれば、期初に東日本大震災の影響を一部受けたものの、リスティング広告やディスプレイ広告の売上が増加したことに加え、「Yahoo!Mobage」を中心とするゲームサービスの売り上げが大きく拡大したとのこと。「Yahoo!Mobage」の会員数は600万人を突破し、「戦国IXA」の会員も70万人を突破した。スクウェア・エニックスと共同で大型タイトル「モンスタードラゴン」の提供も開始。このほか、「Yahoo!リクナビ」、「Yahoo!不動産」などの情報掲載サービスの伸びも寄与した。セグメント別の状況は以下のとおり。
なお、同社の発表した第3四半期累計(2011年4月~12月期)の連結は、売上高2221億円(前年同期比2.6%増)、営業利益1212億円(同3.4%増)、経常利益1126億円(同4.4%増)、四半期純利益729億円(同7.6%増)だった。
続く2012年3月通期の予想は、売上高2997億円~3045億円(前期比2.5%~4.2%増)、営業利益1633億円~1666億円(同2.3%~4.4%増)、経常利益1652億円~1685億円(同3.2%~5.2%増)、当期純利益971億円~991億円(同5.4~7.6%増)を見込む。
会社情報
- 会社名
- ヤフー株式会社
- 設立
- 2019年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 小澤 隆生
- 決算期
- 3月