ポータルサイト最大手「Yahoo!Japan」を運営するヤフー<4689>の業績は引き続き伸びている。広告収益だけでなく、ゲームやショッピングなどサービスに関わる収益も伸びているようだ。同社が本日(10月21日)発表した第2四半期累計(4~9月期)の連結業績は、売上高1456億円(前年同期比2.8%増)、経常利益803億円(同5.5%増)、四半期純利益475億円(同10.4%増)だった。
ディスプレイ広告やリスティング広告が増加したことに加えて、「Yahoo!ショッピング」やゲーム関連サービス、「Yahoo!リクナビ」、「Yahoo! 不動産」などの売上も増加したしたことが主な増益要因だった。また、販売促進費が増加したものの、データセンターの自己保有による運用体制の効率化により通信費が減少した。
なお、「Yahoo!Mobage」については、引き続き人気ゲームの拡充や新規会員獲得のための施策を行ったことなどにより、登録利用者数が500万人を超えたほか、「戦国IXA」も登録利用者数が60万人超となり、ゲーム関連サービスの売上が前年同四半期と比較して大きく伸長。「Yahoo!」のサービスの中でも存在感を強めていることが伺える。
■第3四半期の業績見通し
第3四半期累計(4~12月期)の業績予想は、売上高2207億円~2246億円(前年同期比1.9%~3.7%増)、経常利益1220億円~1244億円(同3.8%~5.9%増)、四半期純利益721億円~736億円(同6.5%~8.7%増)を見込む。
会社情報
- 会社名
- ヤフー株式会社
- 設立
- 2019年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 小澤 隆生
- 決算期
- 3月