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サイバーエージェント<4751>は、本日(1月26日)、10-12月期の決算短信と決算説明会資料を開示し、ソーシャルゲームなどのSAP事業の売上高が前年同四半期比1.9倍にあたる32億2100万円になったことを明らかにした。サイバーエージェント全体の売上高の約10%に相当する。
同社は、2011年9月期は17億円~18億円で推移しており、一時、市場関係者を中心に同業他社との競争で苦戦気味にあるのでは、との指摘があった。しかし、2012年9月期に入って売り上げが急速に伸ばしており、そうした見方を一蹴したといえよう。
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サイバーエージェントによれば、この急拡大をけん引したのは、カードゲームとのこと。具体的には、Cygamesが「Mobage」で運営中の「神撃のバハムート」を筆頭に、「Mobage」と「mixi」で運営中の「戦国SAGA」がけん引したようだ。「神撃のバハムート」は「Mobage」の全体ランキングでトップ10に入り、「戦国SAGA」もスマートフォン版「mixi」で5位に入っている。
グループとしてのラインナップを見ると、サムザップ「コーデマニア」や、CyberX「星空バータウン」と「アイドルレボリューション」、ジークレスト「ヒャクカミ」など多種多様なタイトルが提供されており、いずれもプラットフォームでのランキング上位に入る人気ゲームとなっている。
足元のランキングの状況から「神撃のバハムート」をはじめとする主力カードゲームはもちろん、「コーデマニア」や「星空バータウン」なども引き続き順調に推移している模様だ。新作「アイドルマスター」の運営成績もランキング状況から良好に推移している模様で、今後、四半期売上高32億円をさらに伸ばしてくる可能性が高い。