2月2日付の日本経済新聞朝刊は、バンダイナムコホールディングス<7832>の2011年4~12月期の連結業績は、売上高3000億円前後(前年同期比4%増)、経常利益260億円程度(同約60%増)になった、との観測記事を掲載している。
報道によれば、「ガンダム」の新作を題材としたカードゲームや「仮面ライダー」関連グッズなど玩具の好調が主因。本格化したソーシャルゲームや、北米の家庭用ゲーム開発事業の合理化で赤字幅が半減したことも寄与したとのこと。
また、第3四半期累計の経常利益は2012年3月期の通期予想(260億円)を達成する水準だ。日経新聞では、2012年1~3月期に新商品の開発などの費用が増える見込みではあるものの、最終的に通期予想は上ぶれする公算が大きいと指摘している。
なお、この報道について、バンダイナムコホールディングスでは、「弊社グループの平成 24 年 3 月期第 3 四半期業績に関する報道が一部ございましたが、弊社では発表を行っておりません」とコメントしている。決算発表は2月10日の予定。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832