決算 コーエーテクモ、2011年10-12月期のオンライン・モバイル事業は減収・減益…利益は2011年1-3月がピーク 株式会社コーエーテクモゲームス コーエーテクモゲームス 2012.02.06 20:03 コーエーテクモホールディングス<3635>がこの日(2月6日)発表した2011年10-12月期決算で、ソーシャルゲームを中心とするオンライン・モバイル事業の売上高は前四半期比2.1%減の14億0100万円、セグメント利益が同6.7%減の2億2400万円となった。前年同期比では、売上高9.3%減、セグメント利益56.6%減となる。ソーシャルゲームやオンラインゲームの売り上げの内訳については公開されていない。 同社では、主力タイトル「100万人の信長の野望」や「100万人の三國志」を提供したほか、10月は「100万人のWinning Post」の配信を開始した、としている。さらに「100万人の戦国無双」のスマートフォン対応や、PC向け「のぶニャがの野望」のフィーチャーフォン対応なども開始している。「真・三國無双 Online 蒼天乱舞4周年記念パック」や「大航海時代 Online Tierra Americana トレジャーパック 自由の大地」を販売した。 下の図は、オンライン・モバイル事業の四半期ベースの売上高とセグメント利益の推移を示したグラフだ。売上高は2010年10-12月期以降、横ばいで推移しており、セグメント利益は2011年1-3月期をピークとして低下傾向が続いている。今後、「100万人のWinning Post」を中心とする既存タイトルの売り上げを伸ばせるか、「100万人の大航海時代」や「100万人の超ワールドサッカー!」など新作の寄与するかが注目点になりそうだ。