
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、2月8日付のコーエーテクモホールディングス<3635>のレポートで、第3四半期累計のソーシャルゲームの売上高が15億円になった、と指摘している。
同証券によれば、ソーシャルゲームの第1四半期の推定売上高は5億円、第2四半期は5億円、第3四半期は5億円になるとのこと。2012年3月期は、売上高20億円になると予想している。先に掲載した記事で、ソーシャルゲームを含むオンライン・モバイルの収益は前四半期比で減収・減益になったと指摘した(
関連)が、ソーシャルゲームの売り上げは横ばいだったようだ。同証券では、今後については、2013年3月期が24億円、2014年3月期が32億円に拡大すると見ている模様。
なお、コーエーテクモホールディングスの業績予想については、2012年3月期の営業利益を49億円から61億円に、2013年3月期を51億円から56億円、2014年3月期を58億円から63億円に引き上げた。主力のゲームソフト事業の販売動向や固定費削減、タイトル投入計画などを鑑みたとしている。
なお、レーティングは「Outperform」、目標株価830円の継続とした。