デジタルガレージ<4819>は、本日(2月9日)、第2四半期累計(7-12月期)の連結業績を発表し、売上高26%増、営業利益211.2%増と大幅な増収増益を達成した。ベンチャー企業への投資を行うインキュベーション関連の売り上げが大きく伸びたことに加え、決済ソリューションなどの取扱件数が大きく伸びた。
同社の発表した第2四半期決算は、売上高62億9700万円(前年同期比26.4%増)、営業利益3億0200万円(前年同期1億8100万円の赤字)、経常利益6億6500万円の黒字(同211.2%増)、当期純利益6億1000万円(同285.8%増)だった。
セグメント別の状況は以下のとおり
■ハイブリッド・ソリューション事業は、売上高50億7700万円(同20.2%増)、営業利益5億2800万円(同78.3%増)だった。決済ソリューションを提供するイーコンテクストで決済取扱件数が伸びたほか、広告・プロモーションも好調に推移した。
■メディア・インキュベーション事業は、売上高6億5000万円(同25.4%増)、営業損失4200万円(同1億1700万円の損失計上)だった。「Twitter」を活用した広告販売を中心に展開しながら、新規メディアの開発に注力した。「Twitter」対応のソーシャルアプリプラットフォーム「ツイナビアプリ」の提供を開始した。
■ベンチャー・インキュベーション事業は、売上高5億7000万円(同137.4%増)、営業利益3億2800万円(同124.1%増)だった。国内外のベンチャー企業への投資を行い、「Open Network Lab」ではプログラムを終了したチームの中か、海外でのサービスを展開する企業も誕生した。
■2012年6月期の見通し
2012年6月期は、売上高138億円(前期比24.7%増)、営業利益13億5000万円(同157.0%増)、経常利益25億円(同157.0%増)、当期純利益21億円(同133.1%増)を見込む。