「mixiゲーム」では、現在、プロモーション手段のひとつとして、リワード広告「mixiポイントプラス」の利用が増えており、徐々に成果を上げているようだ。利用しているアプリも徐々に増えている。
mixiポイントプラスは、ドリコム<3793>が「mixi」で提供している公式リワード広告で、2011年10月より正式サービスとなっている。mixi会員は、mixiポイントプラスのページに掲載されている広告に所定のアクションを起こすと、mixiゲームなどの有料コンテンツが購入できるmixiポイントが付与される。一方、広告主にとっては、mixiポイントプラスを通じて広告を配信することで、より多くの見込み顧客を成果報酬型広告で効率的に獲得することができる。
一部SAPは、この仕組みを利用してユーザー数を伸ばすのに成功している模様。広告はゲームのチュートリアルが完了すると、ユーザーに65mixiポイントを付与する、といった形で掲載されている。フィーチャフォンで確認したところ、「戦国サーガ」が3万1765人のユーザーを集めているほか、「ソード×ソード」が1万4158人、「ドラモンマスター」が8730人、「チョコっとファーム」が7682人などとなっている(3月12日12時現在)。
mixiゲームでは、従来より、mixi内での純広告の出稿や、招待機能や日記やつぶやきなどのバイラルを起こす施策が引き続き利用されるケースが多い。今後、有力な広告手段としてmixiポイントプラスもさらに注目を集めそうである。
「poncan」のサービス紹介サイト
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121