創通<3711>は、本日(4月5日)、第2四半期(2011年9月-2012年2月期)の連結を発表し、経常利益が前年同期比79.2%増と大幅な増益を達成した。「ガンダム」シリーズのゲームソフトに係る版権収入が大幅に増加したことに加え、アニメ事業やゲーム関連のテレビCMの受注が好調だったことが主な要因だった。
同社の発表した第2四半期業績は、売上高86億9900万円(前年同期比22.7%増)、営業利益16億5700万円(同83.0%増)、経常利益16億8100万円(同79.2%増)、四半期純利益8億8200万円(同101.7%増)だった。
■メディア事業は、売上高64億5900万円(同24.5%増)、営業利益7億0800万円(同154.2%増)だった。10月よりスタートした「機動戦士ガンダムAGE」の放送事業やキャラクターグッズの販促・プロモーションに注力したほか、「それいれ!アンパンマン」「カードファイト!!ヴァンガード」などのアニメ事業も好調だった。さらに特にゲーム関連のテレビスポットCMの受注が好調だった。
■ライツ事業は、売上高18億1000万円(同52.1%増)、営業利益9億6000万円(同51.8%増)だった。「ガンダム」シリーズにおいて家庭用ゲームソフト、アーケードゲーム、ソーシャルゲームに係る版権収入が大幅に増加した。「花咲くいろは」「ゆるゆり」や「カードファイト!!ヴァンガード」などの版権収入が好調に推移した。
■2012年8月期の見通し
2012年8月期は、売上高172億円(前期比13.8%増)、営業利益21億6000万円(同25.3%増)、経常利益22億円(同25.2%増)、当期純利益11億5000万円(同23.4%増)を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社創通
- 設立
- 1965年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 難波 秀行
- 決算期
- 3月