ネクソン<3659>は、本日(4月13日)付けで、連結子会社ネクソン・コリア・コーポレーション(韓国ネクソン)とその代表者、従業員が韓国の個人情報保護法規違反の疑いで、ソウル中央地方検察庁に書類送検されたとの事実を確認した、と発表した。
ネクソンによれば、韓国ネクソンで2011年11月、データベースサーバーへの不正アクセスにより、1320万件の暗号化済の住民登録番号を含む個人情報が流出する事件があった。韓国ネクソンは、不正アクセス事件による被害状況について警察と行政当局に直ちに通報し、その捜査と調査に協力してきたという。流出した情報には、クレジットカード番号等の決済情報は含まれていなかった。
今回、この不正アクセス事件に関し、韓国ネクソンとその代表者、個人情報管理責任者、情報セキュリティ責任者は、個人情報保護法規の求める技術的安全措置を怠り、それが個人情報漏洩につながったという個人情報保護法規違反の疑いでソウル中央地方検察庁に書類送検された、とのこと。
ただし、韓国ネクソンでは、警察、検察など関係当局による捜査と調査に引き続き協力する一方、住民登録番号やパスワードの暗号化など個人情報保護法規に基づく技術的安全措置については履行していたと考えており、疑いを解消するために警察、検察及び関係当局に対して引き続き十分な説明を行っていく方針。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659