セプテーニ・ホールディングス<4293>は、本日(5月7日)、第2四半期連結決算を発表し、本業の儲けを示す営業利益が48.1%増と大きく伸長した。
ソーシャルゲーム分野が大きく伸長したほか、主力のネットマーケティング事業も好調に推移したため、としている。四半期純利益はマイナスだが、これは子会社の合併に伴って発生した段階取得に係る差損やコマース事業に係るのれんの減損などを特別損失として計上したため。
同社の第2四半期連結は、売上高が前年同期比15.3%増の205億1400万円、営業利益が同48.1%増の8億6500万円、経常利益が同65.2%増の9億3100万円、四半期純利益が8.0%減の2億7000万円だった。
事業セグメント別の状況は以下のとおり。
■ネットマーケティング事業は、売上高が同7.9%増の166億0700万円、営業利益が同14.5%増の6億9200万円だった。インターネット広告市場が拡大基調にある中、スマートフォン広告や「Facebook」に代表されるソーシャルメディアなどの成長分野を中心に売上を伸ばした。
■メディアコンテンツ事業は、売上高が216.9%増の21億5400万円、営業利益が同22倍の2億1600万円だった。期初にアクセルマークがエフルートを吸収合併したことで、大きく業容を拡大した。また収益性の高いソーシャルゲーム分野で「キングダムクロニクル」など複数タイトルがヒットした。
■第3四半期の業績見通し
第3四半期決算は、売上高が前年同期比18.4%増の307億1400万円、営業利益が同72.9%増の11億0500万円、経常利益が同80.4%増の11億9100万円、四半期純利益が同16.4%増の4億1000万円を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社セプテーニ・ホールディングス
- 代表者
- 代表取締役 神埜 雄一
- 決算期
- 9月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4293