12月14日付けの日経産業新聞は、マイクロソフト日本法人がポータルサイト「MSN」を2011年1月17日に刷新すると報じてます。報道によれば、ミクシィやツイッターなどと連携する機能を利用できるようにするほか、ソーシャルゲームの提供も開始することで、ユーザーの滞在時間を増やして利用者1人当たりの広告収入を高めることが狙いだそうです。
ソーシャルゲームについては、すでに発表されているように、NHNジャパンと提携して開設する「MSNゲーム」で提供することになります。NHNのゲームポータルサイト「ハンゲーム」にある多彩なゲームを活用し、提供するもので、NHNではパズルやカード、アクションまで、利用者同士が交流する多彩なソーシャルゲームをMSNを通じて提供する計画です。
日経産業新聞では、マイクロソフトがこうしたゲーム関連のコンテンツの強化を急ぐのは、ゲーム分野がネット業界のキラーコンテンツになっているため、と分析しています。ヤフーが「ヤフー!モバゲー」を10月に開始したほか、SNS大手ミクシィや、「ニコニコ動画」を運営するニワンゴもソーシャルゲームの提供を開始しており、サイトの滞在頻度を高めることに成功している、とのことです。