12月15日付けの日経産業新聞は、コーエーテクモHD<3635>傘下のコーエーテクモゲームスがソーシャルゲーム配信を強化する、と報じています。来年1月にも「モバゲータウン」に人気ゲーム「モンスターファーム」の最新作「100万人のモンスターファーム」を配信するほか、「ヤフー!モバゲー」と自社のコミュニティサイトで来春にも「のぶニャがの野望」を配信する、とのこと。
また、配信するゲームの内容については、「100万人のモンスターファーム」は、CDではなく、サイト上の友人からモンスターが誕生したり、育てたモンスターを対戦させたりすることができるもので、もうひとつの「のぶニャがの野望」は、戦国時代を舞台に、猫のような武将が協力したり競い合ったりするゲームになるそうです。
家庭用ゲームソフトで人気を集めたタイトルなどを活用して、SNS向けの市場を開拓するのが狙いのようですが、「看板タイトル」を持っている同業他社も今後、こうした動きを強めるかもしれませんね。