大和証券投資情報部は、3月10日付けの「STOCK NEWS」で、ビットアイル<3811>を取り上げている。
ビットアイルは、筆頭株主の寺田倉庫の倉庫を利用したデータセンターを運営する企業。ハウジングを中心としたiDCサービスが主力。ビジネスの特徴は、顧客企業に利用されているラックの数に応じて売上が積みあがるストック型ビジネスとなっている点にある。
近年、インターネットコンテンツの大容量化やSNS市場の拡大に伴うトラフィックの拡大がデータセンター運営企業に追い風となっていると指摘。同社の第2四半期累計の業績は、売上高が前年同期比20%増の56億円、営業利益が同60%増の10億円だった。主力のデータセンター運営事業で、ハウジングサービスの売上が好調だったことが主な要因。
大和証券では、3月25日に発売されるアップル「iPad2」や、今後のスマートフォン市場の拡大などに伴って増加が予想されるサーバ需要の恩恵を享受できる企業として注目しているという。