ケイブ<3760>は、本日(7月13日)、2012年5月期の決算を発表し、売上高26億9400万円(前期比11.8%減)、営業損失1億4200万円(前期5億2100万円の黒字)、経常損失1億4600万円(同5億1100万円の赤字)、当期純損失2億7400万円(同4億3400万円の黒字)だった。
同社では、グリーと資本・業務提携を行い、事業推進体制を構築するとともに、スマートフォン対応アプリや海外市場を視野に入れたアプリの研究開発と開発体制の強化を積極的に行ってきたが、コンシューマー事業における家庭用ゲームソフトの販売低迷や、不採算事業の整理・縮小を進めたため、としている。
■セグメント別の状況
セグメント別では、主力のインタラクティブ事業は、売上高24億1500万円(前期比7.6%減)、セグメント利益2億7400万円(同66.2%減)だった。「しろつく」や「真・女神転生IMAGINE」、「北斗の拳II 百万の覇王乱舞」が一定の収益を確保したものの、新規PCむけブラウザゲームが収益に至らなかった。
このほか、コンシューマ事業は、売上高1億6900万円(同41.0%減)、セグメント損失1600万円(前期1億0300万円の黒字計上)で、ライツ&イベント事業が売上高1億0900万円(同29.8%減)、セグメント損失6700万円(同1700万円の黒字計上)だった。
■2012年5月期の見通し
2013年5月期の見通しについては、合理的な業績予想が算定できないため、非開示としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760